初めて都電荒川線に乗りました。
テレビではよく見て知っていたものの、いざ本物に乗るかと思うと、年がいもなく興奮しました。実は電車好きだったりするもので・・・。
思っていたよりもスリムな車体や、平日でもたくさんの乗客で込み合っていたのが以外でちょっと驚きました。生まれ育った街の路面電車の速さから一転、JRや地下鉄のスピードを体感したときも驚きましたが、そんな都会の中でゴットンゴットンゆっくり走る都電の旅を楽しみました。
乗車記念にと、梶原にある菓匠明美にて都電もなかを買いました。
１００％もち米を使った皮の中に粒あんと求肥（ぎゅうひ）が入っています。
家に持ち帰ってからも、最中の皮の香ばしい香りが部屋の中に広がっています。
都電荒川線面影橋下車。（余談ですが、なんとも趣のある駅名ですよね。）
早稲田方面へ向かう電車から降りた方は左手に見えるたい焼きの赤いのぼりを目印にして、その裏手にある甘泉園公園を目指して下さい。すると、公園の前にこのたい焼き カタオカがあります。えっ、こんなところにたい焼き屋さんがあるの！？と驚くことでしょう。甘いもの好きの友達が、是非にと案内してくれました。
辺りには皮の焼ける香ばしい香りが漂っています。
一緒に電車を降りた中年男性も、このたい焼き屋さんに立ち寄っていました。
お店の場所で驚くだけでなく、なんとひとつ７０円！
お腹にも懐にもあったかい、そんなたい焼き屋さんです。
代金を手渡そうとすると、お勘定は台の上に置かれた缶の蓋に置くことになっており、お釣りもセルフサービスで取るしくみだそうです。たい焼きを焼く手を動かしつつ、笑いながらおじさん（お兄さんかな）が教えてくれました。
店横にある自動販売機であったかいお茶を買い、すぐ前の甘泉園公園のベンチで食べました。食べている間にもたい焼きを買い求める人が絶えず、店の前で足を止めていました。この前を通ったら、素通りなんてできませんよね（笑）。なんともあったかな光景でした。
