FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

2013年スペインツアー ⑨

2013-10-09 16:40:29 | 日記
9月5日

ツアーでのクライミング6日目。
今日はいつも通るアプローチとは違う方向のエリア、Bisagura に寄る。
ここは発達した背骨のようなコルネが印象的。
ちょっと日本の二子みたい

顕著なコルネを登る6b+(10d~11a)と、6c(11a~b)の2本でアップ。
コルネコルネ~ あ~、腕が張る~


その後、みんなの課題のある Las ventanas へ。
今日は新しい7b/+(12b)を触ってみる。
M女王が、「あたし、去年これ触ったけど、ムーブが1か所出来なかったの~」とビビることをのたまう。
え、え~~高グレードを多数落としている女王が~
不安にかられながらトライ。1便目はヌンチャク掛け。
確かに下部にボルダーチックなムーブが
でも、なんとか大丈夫
2便目でつなげる方向で。
行けそうだったけれど、上部でフォール
上部はガバなのにな~(涙)やはり、まだ微妙に力んでいるらしい。。。
次回こそ
~つづく~

2013年スペインツアー ⑧

2013-10-08 14:13:03 | 日記
9月3日

レスト。
車で1時間ほどの少し大きい街、Huesca に行ってみる
街のスーパーで買い出し。ここでおみやげも買う。
 ↓スーパーの魚売り場。さすがスペイン。魚介類が豊富だ。


9月4日

3クール目に突入。クライミングは5日目。
初日の最後に寄った Criminarl Tango の6b(10b~c)、「Massive Attack」でアップ。
ムーブがあり、長さもあり、少し難し目だけれど三ツ星ルート


今日は私の宿題が残っている、Aquest any si から。
いつも最後に寄っていたので、今日はフレッシュなうちに。

1便目ヌンチャクを掛けながら。
登れそうだったけれど、やはり最終でフォール。怖さでホールドを保持ってしまった
毎年ツアーに出ている友人たちは「ふくちゃん、怖がり過ぎ~」と笑うけれど、
コワイものはコワイのよ
あ~、「コワイ~」と言っている子どもたちの気持ちが良く分かる

本日2回目でやっと7b(12a~b)がレッドポイントできた~
少しはランナウトに慣れてきたかな?


で、ランナウトに慣れるために、やはりランナウトが怖い El Sici 7b+(12b~c)にもトライ。
下部、マスタースタイルだとヌンチャクを掛ける体勢が悪い
でも、ムーブはそう悪くはないので登れそう

今日は1トライのみで他のエリアへ移動となった

2013年スペインツアー ⑦

2013-10-07 22:10:20 | 日記
9月2日

ツアーでのクライミング4日目。
L`ecole というスラブチックなエリアでアップ。
6a+(10a~b)と6b(10b~c)の2本を登る。

今日は3人とも違うエリアに自分の登るべき課題を持つことになったので、3か所のエリアを順番に行くことに。
先ずはM女王の課題のある Las Ventanas へ。
私はそこからすぐのEl Delfin (岩を穿った穴がまるでイルカの形に見える岩)の裏側 Dekfin por detras にある7a+(11d~12a)をオンサイトトライ
かなりかぶっているルートなので、流れが悪くならないように、ヌンチャクをつないで長いものも用意する。威圧感にちょっと緊張。
ルーフ的どっかぶりだったけれど、基本ガバだったのとボルト間隔がそう遠くなかったので、オンサイト出来た
  ↓ Fl Delfin の穴の中から。


この辺りのエリアにはラベンダーが自生しており、時折とても良い香りを運んでくれる


次にY-jira の課題のある La Surgencia へ寄り、最後に私の昨日の宿題のあるAquest any si へ。
ランナウトが恐怖の、昨日登れなかった7b(12a~b)に再トライしたが、今日はすでにヨレており、やはりラストのボルト付近でフォール
かなり落ちるけれど、大丈夫なものなのね・・・とは思うけれど、やはりコワイな~
あ~、今日もまた宿題に残しちゃった

~つづく~

2013年スペインツアー ⑥

2013-10-05 18:19:33 | 日記
9月1日 

スペインツアー2クール目の開始
Eriminator というエリアでアップ。
   ↓


はじめに6a(5.9~10a)。グレードの割に登りにくいかな?
次にこのエリアの名前のついたルート「Eriminator」7a(11c~d)。なかなか登りたくなる良いライン
エリアの名前を冠したルートは、そこのエリアでの良いラインをとった看板ルートだと思われるので、トライすべしという感じだ。
下部のボルダーチックなムーブにやられて、M女王も私も一撃ならず2回目でレッドポイントした。

エリアを変えて、La Surgencia へ。
35~40メートル、といった長~~~いルートの揃ったエリアだ。
上部で登っている人は豆粒のように見える!(笑)


毎年ツアーに出ているM女王とY-jira は8a(13a~b)以上の高難度ルートのレッドポイントを狙っているので、各自のプロジェクトを物色。
一方、15年ぶりのツアーであるうえにかなり弱ってしまっているので、7a位(11後半)~b(12前半)を中心にいろいろ登って外岩の感触を取り戻すことを目的にしている私は、35メートルの長~~い7a(11c~d)をオンサイト

はぁ~~、充実

最後に日本人が「河原エリア」と呼んでいる Aquest any si へ。
ここでは7b(12a~b)のフラッシュを狙ったけれど、このルート、ボルトの間隔が遠い
前のクリップがはるか下で、ロープが足もとでそよそよしていると、外岩が久しぶりな私はホールドを握る手に思わず力が。。。
一手一手を握りしめてしまい、最終ボルトの少し上で手がバンバン
1テンで抜けて今日のクライミング終了。
 
~つづく~



2013年スペインツアー ⑤

2013-10-04 12:30:19 | 日記
8月31日

ツアー1クール目が終わって、今日はレストです。
ツアーに出ると、大体2日登って1日レストのサイクルが通常。
私たちクライマーは「二勤一休」などと呼んでいます。

コーヒーをゆっくり飲みながら朝食をのんびり済ませ、岩場近くのマウンテンショップへ
  ↓マウンテンショップの入り口。そろそろシーズンオフなのか、このあと店を開けなくなってしまった。


行動食や水などを買い出して、午後はのんびり~
いつもはレッスンがない日でも、自分のトレーニングやメール連絡やデスクワーク、生活のもろもろの雑事・・・と、いつが休みなのやら全く分からない生活なので、こんな贅沢なことはない しかもご飯まで作ってもらえるなんて
まさに命の洗濯だな~
  ↓宿の飼い猫。人なつっこくて可愛い?

  ↓宿のある Las Almunias の村


  ↓宿のわんこ。もう結構お年寄り。

  ↓今日の夕食の前菜はカルボナーラ。思わずお代わりしてしまった。これが前菜で、このあとメインが来るんです


~つづく~