リードクラスアウトドアレッスン～4月～

4月6日（日）

リードクラスのアウトドアレッスン
今日の参加者はみぽりん一人。
ちょっとサビシイけどがんばろうね

今回のエリアは背伸びして二子の祠。
厳しいエリアだけれど、気合を入れるのには良い

飯能駅で待ち合わせ、私の車で向かう。
最後はうねうね道なので、ユイちゃんがいたら酔っちゃったかな？

さて、エリアについてさっそく準備。
今日は良い天気で気持ち良い

はじめに「話がピーマン」10ａ。下部が核心だ。
大人でも嫌なこのルート、インドアで11をこなすみぽりんならテンションしながらもどうにか切り抜けるかな、と思ったのだが。。。

1時間はいた。
下部の核心に。
上に行きたい気持ちと、怖くて足も信用できなくて、体も思い通りに動かない自分とに苛立ちながら
テンションせずに上に行きたい。
でも、行けない

泣いた。
感情を周りにぶつけたが、やるせない気持ちはおさまらない。

でも、あとでもう一度チャレンジするつもりで納得し、いったん降りた。
降りてきて、お弁当
あれだけ泣いていたとは思えないくらいご機嫌だ

さて、午後。
さっきあれほどやられたのに、登る気が失せないのが彼女の良いところ。
2本目にチャレンジだ
本当は「アルケオロジー」10ｂなら、下部はお尻を押し上げてあげれば行けるかな、と思ったのだが空いておらず、
仕方がないのでいきなり「シリアル」10ｄ。
中間部の核心まではいけるはず。
もしかしたら、トップまで抜けられるかな？
身体能力的には何の問題もないはずだ。

泣いた。
怖いのだ。慣れない石灰岩。
人口壁のように「次はこのホールド」というテープの誘導はない。

「どこ持てば良いの～！？」「足がわかんない～！！」
わんわん泣いた

でも、降りない。
「せっかくここまで来たのに、もう一度やるのヤダ～」「もう、一生やらないっ」
マジ切れしながら大泣きして、それでも岩から離れようとしない。
やはり、1時間はルートの中にいた。
でも、中間部の核心を泣きながら抜け、レストポイントに。
そこで精魂つきた。

みぽりん「もう、降りていい？」　　私とママ「さっきから降りていいって行ってるじゃーん」

もうお腹がいっぱいになっちゃったかな？と思い、「お散歩行こうか？」と声をかけると、
「もっと登りた～い」
もう、涙は乾いていた。

で、「アルケオロジー」にトップロープを張る。
下部はママがセルフをとって、少し補助。
ロープも張り気味に。

「あれ～、もう、終わっちゃった～」
確かにもう何も持てなさそう。
・・・あれだけ粘ればねぇ。。。しかし、あれだけの粘りを出せる根性には感服したよ

子どものクライミングにおいて、大事に育てなければならないことをもう一度教えられた気がする。
クライミングにおける心の制御と冷静な客観的思考。
それを子どもの発育の段階とどうリンクさせて育てていくべきか、それは私の今後の課題だ。
みぽりんのような芯の強い子に対してそこが上手く育てられれば、本当に強いクライマーとなって、ひいては本当に強い人間として成長してくれそうな気がする。

片付けの最中、「ど～でも、い～のよ」っとずっと歌っていたみぽりん。
でも、温泉に入り、おそとでご飯も食べて大満足の様子だった

＜レッスン日誌＞pump2キッズのためのレベルアップレッスン～こうへいくん、だいちゃん＆りんちゃん

4月5日（土）

前回初めて3人で合同レッスンしてみたが、なかなか良い感じなので、予定が合うときはこの形が定着しそう

何でもそうだが、いつも一緒に練習する仲間はとても大切だ。
クライミングに対する考え方やモチベーション、クライミングスタイルまで実に大きく影響しあう。
自分にとって向上心を刺激してくれる仲間や環境は大きな宝である。
そして、そのような環境を手に入れるためには自分自身のあり方も重要なのだ。

これから先クライミングの世界にもう少し深く踏み込んだとき、
3人にとってこの仲間がそうした良きチームとして機能してくれるととても嬉しい

今日はアップのときに覚えてもらうことを少し増やす。
今の時期にしっかり身につけておきたいのは基礎の基礎。
安定の良い動きと悪い動きを脳神経にしっかり区別して刻んでおくことが大切だろう。

アップの次にボルダー課題にチャレンジ。
今日は白課題全制覇に向けて頑張る
ボルダーで盛り上がりすぎて、ルートの時間が少し短くなっちゃった

ルートはみんなで5.9を1本登ったところで時間終了

春休みアウトドア～御岳ボルダー～

４月３日（木）

春休みにアウトドアに行こうということで御岳渓谷にボルダリングに出かけた。
今日のメンバーはpump2号店からたく君とまいちゃん、セントラルからたけくんとカズくん、ビッグロックからしゅんくん、の５人。
全員、アウトドアでのクライミングは今日が始めてだ

エリアは発電所。
ここなら簡単な課題がたくさんあるし、即興で作ることも可能だ。

駅で待ち合わせて渓谷沿いの道をたどる。
きれいな景色にみんな大興奮
途中、カヌーやラフティングにチャレンジする様子なども見ながらエリアに到着。

シューズを選んで、簡単な課題からチャレンジだ。
みんなどんどん登る。
次々に課題をクリアしていくのがゲームのよう。
課題を「ミッション」と呼ぶことにした。


みんなお腹がすいてフラフラになってきたので、お弁当


お弁当のあとはしばらく川遊び。
みんな水切りをしたり、石ころ拾いをしたり。

さて、クライミング午後の部。
そろそろ手が真っ赤になってきたので、ノーハンドの課題なども入れて遊ぶ。
「ミッション９」まで行ったところで雨が。。。

残念だけれど大粒なのでここまでかな。
「ミッション１０までやりたかった～」とみんな。

２時半ごろ解散。

＜レッスン日誌＞pump2キッズのためのレベルアップレッスン～こうへいくん、だいちゃん＆りんちゃん

3月25日（火）

今までバラバラにレッスンを受けてきたこうへいくんとだいちゃん＆りんちゃん兄妹。
キッズタイムの中でもな～んとなく気になる存在であったので、一緒にレッスンすると刺激しあってなかなか良い

今日は第4段階の「ねこ」合格がみんなの目標だ。

ボルダーはピンクテープを3人とも全制覇。

次はルート。
今日はロープがきちんと装着できるかどうかの確認と
トップロープで安全に楽しむための注意をテスト。
これを合格し、５・８を全部登れば「ねこ」クリア

みんなそろって、めでたく「ねこ」を合格した

リードクラス合同練習会

3月27日（木）

春休みを利用して、リードクラスのメンバーの合同練習会をpump2号店で行った。

みぽりん以外は普段の練習はビッグロック。
特にユイちゃんにとってpump2号店は始めてのおよそのジムだ。

なので今日は無理せず一番やさしいルートから行こう。

体操とストレッチの後、ダイヤモンドの5.7から始める。
やさしいルートがたくさんあるので、あゆみちゃんとユイちゃんは楽しそう
いつもは一人でレッスンを受けているみぽりんも、今日は仲間がいてうれしそうだ

さて、7～8本登ったところでオンサイトの練習。
15分で各自のトライするルートを観察し、実際にトポを書いてみる。
手順やクリップの体勢も書き込んで、念入りに作戦を立ててトライしてみるのだ。
みんなお絵かきに夢中。
あゆみちゃんはきれいに書くことにこだわりすぎて、時間内に仕上げられなかった

トライも一人ずつ順番に。一人ひとりトライルートが違うので、仲間の応援も出来る。
まずはあゆみちゃんから。最上部が核心の10Ｃにトライ。
中間部で苦労するものの核心まで到達。
そこを抜けることは出来ずフォールしたがなかなか良いトライを見せた。

次はユイちゃん。ちょっと自信のない彼女のために、１０ｂにトライしてもらう。
いつもは困るとすぐ怖くなって集中が途切れてしまうところが弱点だけれど、
今日は集中途切らせることなく完登。
「怖くなかった」と、少し自信が持てたようだ。

みぽりんは11ａ／ｂ。
危なげなく完登。
でも、彼女は「このルート、いやだ～」

この時点で予定の終了時間は過ぎてしまったが、どうでも15本は登ることにする。
みんな居残りをして、ノルマを達成。
みんなの感想を覗き見したら、結構楽しく練習できたようだ。
ヨカッタ、ヨカッタ。