FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

ナショナルトレーニングセンターセミナーに参加してきました

2009-10-29 23:26:50 | インポート
ナショナルトレーニングセンターで行われた、日本オリンピック委員会主催のセミナーに山岳の強化スタッフとして参加してきました。
今回は「ジュニア選手の強化戦略」というテーマで、フェンシング、フィギュアスケート、女子サッカーといった各競技団体のジュニア強化育成プログラムの取り組みと、福岡県・山口県の2県について各地域におけるタレント発掘及び育成事業の取り組み付いての興味深いお話を伺いました。
スタートラインにも立っていない感のあるクライミングにとって今日のお話はどれも大変刺激になり、私自身もそうした意識を持つ良い機会となりました。
こうした機会を肥やしにして、ジュニア選手育成の良い環境を少しづつ整えていくことができれば良いな、と思いますが。。。

<レッスン日誌>チームFCC合同練習会

2009-10-28 14:04:45 | クライミングレッスン報告
10月17日

午後3時からはチームFCCの練習会。
今日はゴローちゃんが新型インフルエンザにやられてお休みだ

始めに6月に記入してもらった目標と自己評価チャートの再記入。その場に居合わせたとしや君にも一緒に書いてもらう。
みんなのモチベーションや自己認識、目的意識を知る上で貴重なデータとなるので重要だ。
これによって今後の指導もいろいろと考えないといけない。
みんな一生懸命記入していた
あとで自己評価を見てみたら、チームのメンバーはみんなモチベーションがグンとup!
これは嬉しい限りだ
こうへい君やユイちゃんに至っては、チャートの表からはみ出す勢い
モチベーションは全ての源だが、これの維持が意外と難しい。
特にクライミングはメンタルスポーツだと思われるので、この項目には細心の注意を払って指導したいものだ。

その自己評価を裏付けるように、みんな静かなモチベーションを保ちつつガンガン登った
練習の様子をたまたま見ていた選手強化委員の仲間が、
「みんなお行儀良いですね~」とほめてくれたよ。
みんな実はあんなに腕白なのに、ジムの中では「お行儀良い」と思われるのは、TPOがきちんとわきまえられている、と言うことだよね


<レッスン日誌>レベルアップレッスン

2009-10-27 11:45:06 | クライミングレッスン報告
10月17日

午後1時からユイちゃん、そうや君、としや君。
都市部の子供たちに猛威をふるっているインフルエンザだが、
そうや君も新型インフルエンザからようやく復帰。
でも、「なんだか力が入らない」とアップのときから自分の体力に少々不安げだ。
そういう時は、確かめながらゆっくりやれば良いんだよ。

としや君もクライミングが久し振りとのこと。
で、久々にシューズを履いたら足が育ってしまってシューズがきつくなっていた
スタンスに乗せるだけで痛そうにしているとしや君。ちょっと辛そうだね

そんなメンバーだが、ボルダーでやりたいエリアを話し合ってもらったら、チューブ周辺のハング地帯が良いと言う。
大丈夫かな~?
としや君とユイちゃんはチューブにあるオレンジ、そうや君は白課題にトライ。
としや君は体の使い方や重心の移動の仕方を忘れているようだったが、アドバイスしたらすぐになおった。だが、体幹が落ちてしまうため足の踏ん張りを連動できずにどうしても登れないまた練習すれば出来るようになるよ、頑張ろう
ユイちゃんはチューブとハングにあるオレンジ課題をガンガン落とした。テクニックが少し定着してきたようだね
そして体力に不安を抱えたそうや君だったが、トライ中の課題が以前よりパフォーマンスが良くなっていたレッスンもかなり久しぶりだったのにもかかわらず、だ。子供たちの能力は計り知れない。


<アウトドア報告>チームアウトドア 10月

2009-10-26 11:24:47 | クライミングレッスン報告
10月11日

チームの子供たちのためのアウトドアレッスンは、先月に引き続いてもう1回天王岩。
1回きりで場所を変えてしまうと子供たち自身の目的意識が育たないため、1シーズンに2回続けて行くことにした。
チームの子供たちには前回のチーム合同練習会でトポのコピーを配り、先月登ったルートを各自のファイルに記入してもらってある。
今までは、行った場所すら「・・・?」という感じだったりして、ましてや自分が登ったルートなど全くメモリー消去されていたりしていたのだが、トポを見て確認する作業が入ったおかげで今日は大分意識的になったようだ。

今回アップに使う下のエリアのルートは前回やった「つゆしらず」などの少し右。
「ホウセンカ」5.8と「春雷」5.9周辺のルートだ。
派生ルートが多いので、1本トップロープをかけると何本かのラインが楽しめる。
今回もはじめトップロープで登れる限りのラインをかわるがわる登り、
最後に「ホウセンカ」を全員がリードした。

お昼のあとは上のエリア。今日は1名の希望者以外は全員いきなりのリードで「クラックジョイ」を登った。
これで前回と合わせて全員がこのルートはリードで登れたことになる

その後「涅槃の風」10bにトップロープを張り、全員がトライ。
最後の遠い一手にちびっ子クライマーたちは苦しめられていたが、こうへい君が中継のだれたボールドをマッチしてトップロープでオンサイト
これはお見事
隣の「蝉時雨」10bでもついでに遊んで今日は終了。
「楽しかった」という声を聞いて私も嬉しかったよ
手伝ってくれたひろちゃん、ありがとうね。

↓棚にすっぽりはまったこうへい君。名付けて「こうへいの巣」。わかるかな?





<レッスン日誌>ビッグロックスクール 10月①

2009-10-25 23:11:05 | クライミングレッスン報告
10月7日

いよいよ新型インフルエンザにyuiがやられて今日はお休み。
カエデも学校で怪我をして、頭を3針縫ったと言うことでお休み・・・。一体何をしたんだろう?

と言うわけで、3人だけなので今日は基本のムーヴを丁寧に教えることができた。
この夏から入ったゆうた君とオガは、「初めてちゃんとできた~」と喜んでいた
ホールドの種類も今日は「アンダー」を覚えたので、課題やルートにアンダーを見つけるたびに指さし確認していた。

しゅん君はビレイのやり方を少しだけ覚える。だいぶ頭がこんがらがっていたみたいだけど、大丈夫かな~?
ちゃんと覚えてね、ヒトの命がかかっているんだから。