FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>pump2キッズのためのレベルアップレッスン~りょうこちゃん、アキちゃん、カナちゃん~

2008-03-24 10:19:28 | クライミングレッスン報告
3月1日(土)

元気の良い3姉妹の初レッスン。彼女たちもキッズタイムの常連だ。

まず記録ファイルを配布。
クライミングを続けてくれそうな子どもたちには、まずこれを配ることにしている。
これから自分が行くべきステップと今の自分の段階が分かるからだ。

ファイルに自分の名前を好きなように書いて、
今日やるべき内容をチェック。
このファイル、使い込まれるに従ってだんだん派手になる傾向にある。
自分の好きな絵を描いたり、あちこちに落書きしたり
3姉妹もさっそく好きな絵を表紙に書き込んでいた

準備体操の後ボルダー。
今日はファイルの説明で時間をとられたのでテクニックの練習はなし。
ピンクテープをチャレンジしてもらう。

りょうこちゃんは一見おとなしいけれど努力家。
自分の課題にマイペースで取り組むことが出来るし、それが好きみたい。
この点を大切に育てたい。

アキちゃんは身体能力とセンスが光る。
近頃難しい課題にもチャレンジ精神を発揮するようになった。

カナちゃんはとにかく身軽で元気が良い。
まだ2年生だけれどかなり上手い。

3人とも先々が楽しみ
人に元気をあげられるような、すてきなクライマーになってね


<レッスン日誌>pump2キッズのためのレベルアップレッスン~こうへいくん、だいちゃん&りんちゃん

2008-03-23 23:25:50 | クライミングレッスン報告
2月27日(水)。

こうへい君の初めてのレッスン。
たった一人なのでちよっと心配  でも、準備体操ですぐに緊張もほぐれる
彼はなかなかクライミングが上手い。そしてクライミングが大好きだ

ボルダーのアップでちょっとしたテクニックの練習。すぐにコツをつかんでしまう。
カンも良いね
ピンク課題を次から次へと登りまくる。今日一日で半分くらいは埋まっちゃったかな
まだ2年生で体も小さいのに、小ささを感じさせない。

ルートは8の字結びのやり方まで。
一気に「いぬ」まで進級した。
次にきちんとロープが結べたら「いぬ」合格だね


6時からはだいちゃんとりんちゃんのレッスン。
今日で2回目だ。
クライミングではライバル同士の兄と妹。二人はすぐに競争になる。

だいちゃんは体力勝負でガンガン登る。
少々乱暴な登り方でも、何とか凌いで登ってしまうのだからなんだかスゴイ
一方りんちゃんは女の子の中でも一目置かれている存在

二人ともロープ装着が出来るようになった
次回、トップロープで安全に登るための注意点がしっかり理解できたら「ねこ」合格だね

pumpの子どもたちのクライミングへの情熱は、たいしたものだ。
「上手くなりたい」という気持ちが強く、
教えることをぐんぐん吸収してあっという間に進級していく。

人数が多くて、お互いに刺激しあう環境もその一因なのだろうか。


神奈川ジュニア強化練習会

2008-03-18 12:42:34 | クライミングレッスン報告
2月23日(土)

国体少年の部神奈川代表の候補生たちの練習会。
今回はpump2号店で行う。

メンバーは高校1年生、中学校3年生、中学校1年生の男子5人。
中学3年生が3人もおり、みんな受験が終わったばかり。
かなり弱っていると見た

で、まず現状認識をしてもらうため「レベルチェック」を試みる。

先ずはアップ3本。これは徐々にグレードを上げる普通のアップ。
次にレッドポイントレベル3本。この場合の「レッドポイントレベル」とは、だいたい2~3回で登れる程度のグレードとする。

4本目からはオンサイト程度のグレードに落とし、6~7本をグレードを登りきれる程度に落としながら登る。

全部登ると12~13本。
限界グレードが3本入るのでかなりきつく感じるはずだ。
これを3時間の間に仕上げてもらう

これはインスブルックで行っているやり方を少しゆるめたもの。
(向こうはピークのグレード設定がもっと高かった。)
とりあえず取り入れが可能なものは出来るだけ取り入れてみることにしよう。

選手たちはかなりへろへろだった。
時間内に登るべき本数を終えることの出来た子は1人だけ。
混んでいたのもあるけれど、たいていの選手は8~9本登ったところで時間切れとなった。

終了後、ミーティング。
自分のスコアをもとに、今の自分の状態を分析

何かに挑戦していくときに、常に自分の現状を冷静に把握・認識することから始まるのは何にでも共通する。
それと自分の目標のレベルとの差をしっかり認識できて初めて、何をどう努力すべきかが見えて行く。

クライミングを主な活動に充てている子は、どうしても学校での部活動との両立は難しい。
部活のように同じ年頃のライバルたちとともにトレーニングし、
ひしめき合って切磋琢磨していく環境が、なかなか日常的に作れない。
逞しく成長していく過程で、これも必要な要素なのだが

神奈川の強化選手の集まりが、少しでもそのような場として機能して行けるようになれればうれしいのだが


閑話休題。鳳来にも春が来た

2008-03-17 20:30:39 | クライミングレッスン報告
3月に入って9日、16日と2週連続して日帰りで鳳来へ。
毎回寒さがゆるむとともにハイカラにもクライマーの話し声が響くようになった

アプローチのせせらぎも水量が増し、
鶯もさえずっている

春だな~

クライミングショーは、昨日の16日に初めて本気モードトライ。
上部の核心のアンダーをさして落ちた
つなげると、ボディーに来るな~

一緒の車で行ったお嬢ちゃんは13aを見事レッドポイントした
小学生の間に登る、という期限を区切ってのチャレンジ。
与えられたプレッシャーに耐えて成果を出したのは見事だ


<レッスン日誌>pump2キッズのためのレベルアップレッスン~たくくん&まいちゃん~

2008-03-17 20:01:35 | クライミングレッスン報告
24日(日)

午後からはいつもキッズタイムで登っているたくくんとまいちゃんの初レッスン

ふたりに記録帳を渡し、一通り説明。
一年生のまいちゃんも神妙に聞いている
分かったかな?

これから本格的にクライミングを始めるぞ、という意気込みで、二人ともクライミングシューズを買ってもらった


すてきなクライマーになってね
二人とも聞き分けが良くておとなしい感じだったので、ついついこちらのペースで一方的に教えちゃったけど
いやじゃなかったかな?