ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

愚痴を言わない

2024-04-14 11:11:01 | 仕事
先日、長く務めた職場を1つ辞めたのだが、挨拶をした際、
「ミジンコさんがいなくなると、毒を吐く相手がいなくなっちゃいますよ」と言われた。
その言葉に、軽く衝撃を受けた。

私はそんな風に捉えられていたんだ…。
思えば、どこの職場でも、不平不満を陰でよく言っていた。
言わなかった職場はない(キリッ!←・・・威張れることではない)

別の職場でも、一番愚痴を吐いているおばさんになっていると思うし、
そろそろ歯止めをかけないと、嫌でダメな人間になってしまう。

理想を言えば、自分からは積極的に愚痴は吐かないけど、
人の愚痴は、うんうんと聞いて受け止めてあげる存在になりたい。
「愚痴ばかり言うネガティブな人からは今すぐ離れろ!」的な情報をよくネット上で見かけるけれど、
愚痴を言う人は、他の誰かから理不尽な攻撃を受けたり、
報われない作業を強いられたりして傷付いている人であり、
その傷の手当は必要だと思うからだ。

愚痴はその人の小さなSOSなのである。
そして、いつも愚痴っている私も、仕事がしんどいのだ。

ただ、愚痴っている人がかっこ悪いのは確かなので、
人に吐き出す以外の方法で解決する方法を考えたいと思う。
「愚痴を言わない」という、意志の力に頼る目標設定はあまり意味がないので、
心の中に不快なガスを溜め込まないようにしたい。

できるだけいつも楽しいことを考えているようにしたい。
その方法を考え中。


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花と鳥

2024-04-06 14:59:54 | 雑感
私は嫌なことを引きずって
いつまでも頭の中でこねくり回していることが多いのだが
そんなとき、かわいい小鳥がふっと目の前に現れることがよくある。

「わあ、かわいい」
と思うと同時に、
「これは『そろそろ嫌なことを考えるのは止めなさい』という神様のサインだな…」
とも思う。

今日もまた嫌な人のことを考えながら歩いていたら
綺麗なペチュニアの鉢植えが目に入った。
私は足を止めてしばしペチュニアに見入った。
そして「小鳥だけではなく花バージョンもあるのか…」
と思った。

花や小鳥が私の嫌な気分を切り替えてくれる。
神様が小さな使者を私に送ってくれているのかもしれないな。
なるべく楽しい気持ちでいられたらいいな。


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仕方がない

2024-03-22 07:09:01 | 雑感
後ろ向きのように思われるかもしれないけど、
最近、私は「仕方がない」という言葉が好きだ。

「頑張ろう」とか「諦めない」のように現状を努力で変えようとする言葉ではなく
あるがままをそのまま受け入れようとする言葉が好きだ。

世の中はコントロールできないものの方が多いように思う。
苦しんで抗って消耗するより、受け入れて流される方が楽だし、もしかしたら少しだけ美しいかもしれない。

もう若くはないからこういう発想になったのかもしれない。
世の中を変える熱量がない自分を正当化しているだけなのかも。

変わらないものを相手に取り組むのが疲れたのかもしれない。

でも、いいんだ。それも仕方がないこと。
歯を食いしばって苦しむより、
仕方がないと受け入れて、笑顔でいたい。


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傷付かないために

2024-03-02 19:40:42 | 片思い
二度と痛い目に遭わないために必要なのは
自己の客観視と願望のトリミングと書いたけれど
それとはまた別のことに気が付いた。

私は、自分に気のない人の気を引こうとして
長い時間苦しんでしまう癖があるということだ。

大方自分に気がないのに、そしてそれが分かっているはずなのに、
その人が見せたごく微量の優しさや親切心に希望を見出し
いつまでもそこにこだわってしまう。

この原因は自分でもよく分かっている。
母が冷たい人間で、
私は母の愛情を得ようとして
ずっと苦しんできた子供だったからだ。

もう長い間生きてきたのに、
なかなかこの癖が抜けない。

(ちなみに話は逸れるが、
私はくらもちふさこさんの恋愛漫画が好きだったが、
くらもちさんの漫画が好きな人は男運がないと言われていて、
それは彼女の漫画に出てくる男性は
つれないイケメンが多いからである。)

今、私が考えているのは、
「自分は大切に扱われたいんだ」という思いを
しっかり確認することである。

自分としっかり向き合い、
大切に扱ってくれる人と関わりたい。
大切に扱われたときに心が満たされていく感じを
忘れないでいたい。

そうしたら、自分に気のない人に
いつまでもこだわって
悲しい思いをすることも減るかなと思う。


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リカバリー・カバヒコ

2024-02-26 08:53:18 | 映画・ドラマ・小説
青山美智子さんのリカバリー・カバヒコを読んだ。
心が温かくなる、いい話だった。

意外だったのは、カバヒコの存在感がとても控えめなこと。
夜になったら歩き回るとか、魔法を使えるとかはない。
夫は、カバヒコの背中から超合金の羽が生えて
困った人を救いに行く話だと思っていたそうだ。
そんなマトリックス・カバヒコの話ではない。

カバヒコはただ静かに、
そこにいるだけなのだ。

私もカバヒコに会いたい。
私の話を聞いてもらいたい。

カバヒコ〜
みんなね、自分の話ばかり一方的にするんだよ。
私の気持ちはお構いなしに。
私、ただの道具と思われているみたいだよ。
みんなの感情のゴミ箱みたい。
ゴミ箱にも気持ちはあるのに!!
黙って聞いていればいいとばかりに!!

たまにだけど、私をいたぶって憂さばらしする人もいるんだよ。
抵抗したらクレーム出すんだよ。
ひどくない?

苦しいよ、カバヒコ。
休みたい。
自分の心をケアしたいよ。
心が傷付いた。

カバヒコ…
私もカバヒコみたいにボロボロになった。
目もよく見えないし、肌も塗装が剥げてシワシワだよ。
カバヒコと一緒だね。

疲れたよ、カバヒコ。
休みたいね。
カバヒコに会いたい。


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