ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

プレゼント その後

2022-03-16 09:00:00 | 雑感

私は少し前に、職場の女性に
思い付きでプレゼントを差し上げました
(過去の記事はこちら →「プレゼント」)。
自分では使わない、ちょっと高級な入浴剤でした。

私はその後、何度もその女性と顔を合わせているのですが
一度も、そのプレゼントに触れられたことはありません。
その女性と、一緒に電車に乗って帰宅したことがあり、
私は心の中で
(ところであの入浴剤はどうでした??)
と何度も繰り返していたのですが
その話は出ませんでした。
まだ使っていないのだろうと思います。

先日のホワイトデーでも、
私はもしかしたら、入浴剤のお返しをもらえるかもしれない!と
ついつい期待をしてしまったのですが(←図々しい)
何もありませんでした。

少しショックだったのは、その女性が、
別の職員に、ホワイトデーのお返し(?)をしていたことでした。
どうやらバレンタインデーに何かもらったので
心ばかりのお返しをしたようなのです。

私にはないのか・・・

分かっています、分かっていますよ!
プレゼントのことは、あげた瞬間に、
忘れなければいけないんです!
それができた人間というものなんです。

でも、私は、まだまだ修行中の身なので、
「あの入浴剤、気持ちよかったですよ~♪」という一言が
聞けたらいいなと思ってしまうんです。
お返しの物が欲しい訳ではないんです。
私のプレゼントで、人を幸せにすることができた、
その確認がしたいだけなんですよね。。

私はもともと、人にプレゼントをあげる習慣がなくて、
今回、頑張って一歩を踏み出してみたのですが
改めて気の利いたプレゼントをするのは
難しいなと思いました。

その人の好みに合ったものを差し上げないと
喜んでもらえないですよね。
勉強になったと思おう。


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犬のまなざし

2022-03-05 09:53:45 | 雑感

夫が在宅勤務にいそしんでいる間、
やることのない私は、PCに向かう夫を
遠くからぼんやり眺めていました。

夫を眺めているうちに、私は自分の愛犬が、
同じように私を見つめていたことを思い出し、
愛犬の目を借りて自分自身を眺めているような錯覚に陥りました。

私は犬を飼い始めたとき、
犬が無心に、しかもずいぶんと長い間、自分を見つめてくることに驚き、
犬は何を考えて私を見つめているんだろうと不思議に思ったものでした。

でも、心を空っぽにして夫を眺めてみて、
愛犬と同じ立場で人を見つめてみて分かったのは、
犬が私を愛していたということでした。

愛していたから、見つめていたのでした。

もうすぐ愛犬が亡くなって1年になります。
犬のまなざしは、今でも私の中で生き続けています。


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左手に感謝

2022-03-04 08:00:00 | 雑感

歳をとったせいか、最近、朝起きると、
両手の指がこわばるようになりました。
整形外科で検査もしてもらいましたが、
結局、原因は分からず。
これから歳を重ねるにつれ、
色々な体の不具合を
少しずつ受け入れていかなければいけないんだろうなと思うと
気が重くなります。

私の利き手は右手ですが、
症状は左手の方が重いです。
何故なのか、不思議に思っていましたが、
日々の生活で気付いたことがありました。

家の扉を開けるとき、鍵を使うのは右手ですが、
その間、荷物を持っているのは左手です。
洗い物をする際、スポンジを持つのは右手ですが、
鍋やまな板を支えているのは左手です。
洗濯物を取り込むとき、服やタオルを引っ張るのは右手ですが、
カゴを抱えているのは左手です。
このスマホを使っている今も、
せっせと文字入力しているのは右手ですが、
スマホをがっちり支えているのは左手です。

右手が目立った働きをする陰で、
負荷に耐えていたのが左手なのでした。

それに気付くと、私は自分の左手が、
愛しく感じられました。

私の左手に感謝。


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プレゼント

2022-02-24 08:00:00 | 雑感
私の職場に、癌で闘病中の年配の女性がいます。
抗がん剤の影響で頭髪が抜け、ウィッグを使っています。
先日、少しお話をしたところ、
薬の副作用で、味覚に障害が出ており、
食べ物の味が分からなくなったと、少ししょんぼりされていました。

私は、この女性を、
少しでも元気付けて差し上げたいと思いました。
できるだけ、さりげなく。

どうしたらいいだろう。
温かいお風呂に浸かりながら考えていたところ、
これだ!と思いつきました。
入浴剤で温まって、リラックスしてもらうのはどうだろう。

私は早速、デパートに出かけ、
ちょっとだけ高級な入浴剤をいくつか組み合わせて
プレゼント用に包んでもらいました。

あとは、これをいかにさりげなく手渡すか。

「温まってください」
私は、入浴剤を女性に手渡すシミュレーションを
一人、自宅で繰り返しました。
「温まってください」
よし、これで行こう。

翌日、私は女性のもとに突撃し、
「あ・・・温まってください」
と、ブツを手渡しました。

女性はちょっと驚き、
「あら、バレンタインデーは過ぎているし。
どういうご趣旨で?」
と聞かれました。
私はあわわ、としどろもどろになってしまいましたが
なんとかしのぎ、
無事にプレゼントを手渡すことができました。

さりげなく、人が喜ぶプレゼントをするのは難しいです。
私はきちんとこの女性の好みをリサーチしたわけではなく、
思いつきでプレゼントしてしまったので、
もしかしたら私の独りよがりで、
ご迷惑をおかけしてしまったかもしれません。

でも、私は、その女性が少しでも、
入浴剤でリラックスしてくれたら嬉しいです。


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食べ過ぎアラート

2022-02-21 08:54:31 | 雑感
夫が有給休暇をとったので、
夫婦で近所のお寿司屋さんにランチを食べに行った。

平日だったので、お得なランチセットがあった。
私は早速、そのランチセットをオーダーした。

宝石のようにネタが輝く美味しそうなお寿司が運ばれてきた。
私は夢中でお寿司を頬張ったが、程なくして腹痛に襲われた。
私は夫に断りを入れ、トイレに駆け込んだ。

私はトイレで苦しみながら、もしかしたら食中毒かもしれない、
だとしたら夫も今頃、トイレで苦しんでいるに違いないと心配した。
危機が去って席に戻ると、夫は持参した本を読んでのんびり待っていた。
お腹は痛くならなかったらしい。

そういえば、私はこの前行ったレストランでも、
その前に行った沖縄料理店でも、同じように腹痛に見舞われ、
トイレに駆け込み、引きこもってしばらくトイレを開かずの間にしてしまったのであった。
迷惑な客である。

昔から食べ過ぎるとお腹を壊していたが、
歳をとり、普通の一人前が多過ぎる量になってきたのだと思う。
美味しいものが少ししか食べられなくなるのは、寂しいことだ。
また、食事をする度にお腹を壊していたのでは、
夫以外の人とはもうデートはできないなと思ってしまった(!)。
機会はないとはいえ、これまた悲しい。


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