ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

席に座る子供

2014-12-04 20:19:59 | 雑感
今日は、電車での親子の行動について書こうと思う。
最初に断わっておくと、電車で騒ぐ子供や
それをたしなめようとしない親を非難する内容ではない。

親子連れが電車に乗ってきて、席が空いていた場合、
親は、必ず自分の子供を座らせて、自分はその前に立つ。

私はいつも思うのだが、なぜ、親が座って、
子供を立たせないのだろう。
よちよち歩きの幼児なら分かるが、
私の観察によれば、ずいぶん大きな子供でも、
親が席を譲ってあげている。

怪我をさせないように、とか、周りの人の迷惑にならないように、とか、
色々と理由はあるんだろう。
でも、一番の理由は、「自分の子供が大切だから」
ということではないかと思う。

でも、これまた私の観察によると、
多くの子供が、席が空いていれば、自分が座るのが当然と思っていて、
親に譲るという考えは思いもよらないように見える。

子育てその他で疲れているのは、親の方だろう。
私は、元気な子供は立たせて、親が座ればいいのにと思う。

自分が座るのが当然と思って育った子供が、
ご老人や気分のすぐれない人に、
席を譲る思いやりを持つようになれるのかも、疑問だ。

もし私に子供がいたら、
子供に立たせるようにしただろうと思う。
子供には、自分のひざに手をおかせて、
しっかり支えてあげる。

長幼の序、といってしまえばそれまでだが、
何でも自分が優先、そんな王様みたいな人間にしたくないという思いがある。

長くなるが、先日、こんなことがあった。

混み合った電車の中、小学校1、2年生くらいの女の子と、
そのお母さんが乗ってきた。
女の子は、席が空いていなかったのが、とても不満なようで、
「いいな~、座っている人たちは。
ずるいな~。」と、何度も、何度も言った。

その女の子は、ちょうど座っている私の目の前に立っていたのだが、
私は寝たふりをしていた。
ご老人や妊婦さんならともかく、元気なガキに席を譲る理由はない。

女の子の愚痴があまりにしつこいので、そっと目を開けてみたら、
女の子はものすごく怖い顔で、私を睨みつけてきた。

私は思わずアッカンベーをしたくなったが
理性でこらえた。

で、母親はと言うと、「もうすぐだから我慢しようね~」
という感じ。
女の子「いやだ!!座りたいのに!!」(で、また私を睨む)

絶対譲るもんかと座り続けていたら(←私もガキ)
しばらくして、向かいの席に空きが出たようだった。

車内はぎゅうぎゅう詰めで、他のお客さんもたくさんいたのに、
その女の子、乱暴に人を押しのけて、
空いた席に座ってしまいましたとさ。

そして一言「やっと座れたー!!!」

こんな子供がいる国、おかしいと思いませんか。
あら、結局、批判になっちゃった。



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コメント (6)
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