今朝、起きた時にはまだ小雨が降っていたが、7時半ごろには
空も少し明るくなり雨もあがり、天気が好転する予感があったのだが・・・。
今この時間は雨こそ降らないものの再び曇天に・・・
雨が降らないと困る人や職業があることは百も承知しているつもりだが
私の他にもやはり温かく、空に雲がない快晴が望ましいと思う人が
多いのではないだろうか。
テレビを観ながらふと外へ目をやると芝生の上に鳩が2羽、餌となるものが
少ないと思われるこの季節、仲良く何かを啄んでいるように見える姿が
微笑ましい。
窓に近付くと揃って飛び立ちフェンスの向こうの電線上で何かを
話し合うように首を動かしている。
上空が青く、晴れていれば下から見上げる鳩の様子も生き生きとした
姿に見えるかもしれないが厚い雲に覆われた空の下では体や羽の
模様もぼんやりとし、なぜか寒々しく見える。
日々変わる周りの様子に今日も二十四節気・七十二候を確認・・・
今は大雪(たいせつ)の初候『閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)』で
明後日からは次候『熊蟄穴(くまあなにこもる)』であった。
昔の人たちは移り行く季節を情緒的に表したものだとあらためて感心。
古代中国で作られたものを日本の風土に合わせて作られたという
七十二候の意味やその感性は今も私たちの心に響き、その状況を
くっきりと瞼に浮かばせてくれることが日本人としての豊かな感情や
誇りのようにも思えて嬉しく思う。