昨日は庭に鳩が・・・今日は朝早くからヒヨドリが我が家の狭い庭に
来て椿の蜜を吸っている。
我が家の白い椿は花が大きく今を盛りと咲き誇っているので
ヒヨドリたちの目にも触れやすいのだろう。
春から夏にかけては何処にも花が多く咲き、花の芽を食べたり蜜を
吸ったり、虫たちも多く発生することから食べるものはふんだんに
あるのだろう。
かっては渡り鳥(冬鳥)だったらしいが日本の環境に慣れて、いまや
留鳥となっているという。
都市部、市街地でもよく見かけ、一年中我々人間の身近にも現れ、
全身灰色の細長い体で頬に赤茶色の模様があり、少し羽ばたいては
翼を閉じ、上下に波型を描いて飛ぶ姿は多くの人になじみ深い鳥だと
いう印象かもしれない。
雑食性だというがリンゴやミカンなど果物も好物らしい。
ミカンを切ったものを枝に刺しておいたりすると好んで食べるらしいので
いつかやってみようと思いながら我が家ではまだ試したことがない。
以前、妻にヒヨドリとムクドリの外形の違いを教えて以来、妻も関心を
持つようになった。
ただ、妻は春先にこれから綺麗に咲こうとする花や木の芽が食べられる事を
嫌がり、地上に降りるムクドリも木の上で活動するヒヨドリも
見かけるとすぐに追っ払おうとして生態の観察とまではいかないようだ。