最後の一枚となったカレンダーも今日を含めてあと2週間で役目を
終えてパリッとした新しい係(?)と交代することになる。
昔はいろんなところからカレンダーをもらったが、最近は年々、
カレンダーを無料で提供してくれる会社や商店が少なくなったような
気がする。
それは自分自身も社会との交流や繋がりが少なくなってきている
証拠なのかもしれない。
こんな些細なことでも何かのきっかけにして地域社会との関りを
大切にしていければ・・・と思う。
我が家でも毎年カレンダーをもらうのは長年付き合っているディーラー
からだけなのでふとしたきっかけでカレンダーをもらうとなんとなく嬉しく、
それが予定などを書き込めるような欄や空白が大きい物だと
なおさら嬉しくなる。
今は二人だけの生活なのでそんなに沢山は要らないし、文房具店で
買うこともできるのだが、昔からカレンダーを買うという意識がなかったので
わざわざ買いに出かけることにも多少の抵抗感もある。
すべてのカレンダーに予定や行事を書き込むわけではないが各部屋と
自分の部屋や廊下などにもあると便利なのでやはり5~6部は欲しい
ところである。
昨年は大きな文房具店で買ったが以前よく見かけた立派な写真付きの
ものとは程遠いごく普通に見えるものでもけっこういい値段だった。
その後100円ショップでも見かけ、購入したものは200円程度だったが
充分役にたつものだったことを思うと企業はもとより、個人的にも
やはり無駄の排除と生活改善なのかなあと納得。
身近にパソコンやスマホがあるこの時代であっても壁に目を遣ると
一目瞭然のカレンダーはやはり便利であり不可欠なものなのでは
ないかと思う。
我々『爺さんカルテット』の一人のメンバーの家のトイレには毎年、
故事やことわざ、名言などが書き込まれたカレンダーが掛けられている。
リビングやダイニングでなく何故トイレなのかをいつか聞いてみようと
思いながら今年も師走になってしまった。