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昨日、ネットで注文した杖ゴムが届いた。
杖ゴムって何?・・・と思われる方も多いと思うが・・・
杖ゴムとは杖の石突き(先端)につける滑り止め用のゴムキャップの
ことで今回も磨り減ったものを交換するためネットで注文したのだ。
妻は杖を2本持っている。
一本は折りたたみ式で使わないときはバッグなどに入れて持ち歩ける
便利で勿論長さも調節できるもの、もう一本は長さは調節できるが
常に棒状のまま持ち歩くもの。
杖はそれぞれ太さも少し違うが妻は折りたたみ式の少し太い方を
よく使っている。
最近、外では常に使うのでもう片方のものでもいいと言いながらも
杖の模様が気に入ってるのか握った感触がちょっと違うのか最近は
ほとんど、この一本だけ・・・
そのため、ゴムキャップの摩耗も早く、今回は2度目。
今回の交換分と予備品としてまとめて4個を購入。
斜めに磨り減ったゴム先から杖本体の金属部分が少し覗いているので
早く交換しなければと・・・キャップを取り外し、新しいものをつけようと
していると『おとうさん、ノギスは要らないの?・・・』という妻の声・・・
先日このキャップを注文するためにわかってはいても再確認の意味で
ノギスで杖の先端部分の径を図っていたときに妻は私の手元と
ノギスの形や使用方法をよく見ていて珍しく質問していたことを
思い出した。
普段、私がDIYや他のことで色々な道具を使っていても妻は道具や
工具には全く関心が無く、プライヤー、ラジオペンチ、モンキーレンチ、
スパナ、ペンチ、ニッパー、ラチェットレンチ、などの区別がつかないばかりか
物を挟むようなものはすべて「ペンチ」だと思い、各種のドライバーも
すべて「ネジ回し」だと思っているらしいのでいきなり「ノギス」という
名前が出たのに驚いたのだ。
決して記憶力がいいとは言えない妻が何故ノギスだけを覚えていたのだろうか?
私がいつも何かを覚えるときにはそのものを自分の身の回りの物や
わかりやすい物、好きなことなど何かに関連付けて覚えるようにと
言っているので彼女なりに何かに結びつけて覚えたのだろうか・・・と。
普通に考えれば(?)あり得ない、不思議な空間に入ったような気がした。
妻が一つでも物を覚えたのはいいことであると思うがそれにしても・・・
『一体彼女に何が起きたのか?・・・』と。
すぐにノギスという名前をを忘れるかもしれないしこのまま聞かずに
そっとしておこう。
ノギスを常に使うわけではないが、やはりデジタル表示の物に取り替え、
妻にもチョット使わせてみたいと思った。
正確さ、便利さがわかれば妻だって今後使う機会あるかもしれない。