一昨日は広島の『原爆の日』、そして今日は長崎の『原爆の日』。
一昨日、広島の平和記念公園で開かれた式典で広島県の湯崎知事の
言葉や小学生二人の平和への誓いをあの鉄面皮安倍晋三は
どう受け止めたのだろう。
言うまでも無く、何も感じていないだろう。
75年の経過により、最も若い被害者(胎内被爆者)でも既に75歳になる。
世代が変わっても広島や長崎にとっては決して忘れることのできない
戦争による痛ましい悲劇・・・
国の曖昧な姿勢によって核廃絶への願いが遠のいているといわれるが
そのとおりであると思う。
市長が「核兵器禁止条約」に賛同しない日本政府に批准を求めたことに
ついてもあの卑怯者で小心者の安倍晋三は例年と同じように条約に
ついては何も語らず・・・
世界の大多数の国が署名、批准しているこの条約に日本は参加も批准も
しないという曖昧な態度をとり続けることに広島や長崎だけではなく、
多くの日本人が疑問を持つと同時に激しい憤りを感じているのでは
ないだろうか。
この条約を成立させるために大きな役割を果たし、今年国連の軍縮部門の
トップに就任した日本人女性「中満 泉」さんのことや賛成する多くの
国の核廃絶への願いを無視するような日本の態度を恥ずべきであろう。
説明もできずとってつけたような言い訳でまさにその場凌ぎの態度は
日本の首相の立場として許せるものではない。
唯一の被爆国でありながら被爆者の体験や原爆の教訓を完全に無視
しているとも言えるだろう。
「核の傘の下」の恩恵や効果のみを盲信し、これまた大悪人トランプの
ポチとなっている姿に日本人として本来持っているはずの清く尊い精神は
皆無で嘆かわしい。
今日もまた詭弁を弄し、見え透いた一時凌ぎの会見となるだろうが、
『帰れコール』の連発も『むべなるかな・・』である。