昨日は全国各地で35度以上の気温が記録され、今日も猛暑日となるところが
多数予想されている。
私は真夏の炎天下が大好きだが、多くの人たちはコロナ対策のマスクに
加えてこの暑さには閉口することだろう。
コロナ禍がますます拡大している今、連日言われていることだが
無能無策の政府は一度決めたこと(Go To・・・や帰省、休業要請をしないなど)を
臨機応変に変えようとしない。
それどころか帰省や移動はそれぞれの判断で・・・という丸投げ状態である。
何か統一された指示がなければ・・或いはそれに頼らなければ動いたり
判断することができないと言うことではなくもちろん、最終的には私たち
国民個々の判断が重要であるのだが・・・
現状を見て最優先すべき課題を素早く取り上げて対処することは
決して「朝令暮改」ではないはずだ。
もともと朝令にあたる「令」さえ出せない政権なのだから多くは求め
られないかもしれないが最低限度国民の命を守るという強い意志や
姿勢だけでも見せてほしいものだ・・・。
また余計な批判(非難?)をするようだが今の政権トップや周りを固める
閣僚たちもはたして『朝令暮改』の意味を知っているのだろうか?
自分たちに都合のいいことは素早い『朝令暮改』で素知らぬ顔・・・・
おそらく・・・この政権は『朝令暮改』と『朝三暮四』の意味もわかって
いないのかもしれない。
腹立たしい思いでテレビを見ていたとき、日本ハムのシャウエッセンの
CMでエルビス・プレスリーの懐かしい曲が流れた。
『愛さずにはいられない(好きにならずにいられない)』が静かに・・・。
そして私の心も少し穏やかに・・・
この曲は私が社会人2年目の1961年に発表され、60年代~70年代
に世界でも多く歌われ、演奏されたもので、私にもたくさんの思い出がある。
そしてほぼ同じ頃(翌年、1962年だったかな?)に盲目のピアニストでアリ、
歌手でもあるレイ・チャールズの『愛さずにはいられない』が大ヒット。
この曲の思い出(想い出)は今も大事に胸の奥にしまってあるのだ。
同名の曲でもメロディーは違うのだが、この曲を聴く度に、二つとも
私にとっては今も胸が高鳴るような・・・拍動が壁に当たり再び跳ね返って
再び飛び込んでくるような気さえする。
エルビス・プレスリーの方は『Can't Help Falling In Love 』で
レイ・チャールズのほうは『I CAN'T STOP LOVING YOU 』 ・・・・
私たちと同年代の人たちには想い出深い曲だと思うが、もっともっと若い
世代の人たちにも受け入れられる曲だと思う。
私のブログを訪問してくださった方々にも是非この両方を聴いていただき
曲のイメージからそれぞれの想い出と重ねていただいたり、忘れかけて
いたり、行方がわからなくなったかもしれない自分の胸の中の小さな
呼び鈴を押してみていただきたい・・・と押しつけがましく勝手に
考えているのだが・・・
コロナ禍の中であえぎ苦しんでいる方々も多いときに自分の思い出に浸る・・・などとは不謹慎にあたるかもしれないし、『そんな悠長なことを言ってられない・・』と、
お叱りを受けることになるかもしれないが、こんな時だからこそ・・・とあえて
心の休息も必要なのではないかと・・・・・・・
さあ、日差しも強くなり気温も上げってきたようだ。
庭の散水栓を直し、太陽を背に、上空に噴霧する細かい水滴の中に
小さな虹を見つけて心の清涼剤や栄養剤にしよう。
今日もまた『元気炸裂!』で・・・・。