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今年も周りのあちこちで大きく膨らんだ「フウセンカズラ(風船葛)」を
みかけるようになった。
我が家でも毎年、ジンジャーとともにフェンスの近くでこの季節に
私たちの心を和ませてくれていたが今年は咲かない。
というのは昨年の冬頃だっただろうかたくさん増えて土の上まで
盛り上がったジンジャーの球根を分けて植えようとしたときに
間違えて周りの雑草と一緒に処理してしまったためのようだ・・・
増えすぎても困るので我が家でも調整しながら育てていたのだが・・・
小さな白い花とほおずきに似たふっくらとした風船状の実が本当に
かわいく、誰もが一瞬足を止めたくなると思う。
この種がまた面白い・・・風船状の中が三つに分けられており、3個の
種にはそれぞれすべて白いハート型のもようがあり、完熟して茶色く
枯れる頃にはハートの周りが真っ黒になって、くっきりとしたハート型が
表れるところに自然の不思議さを感じるのだ。
娘が小さい頃にぷくっとした指で種を挟み、「お猿さん、お猿さん・・・」と
言いながらハートの部分に鉛筆で目や口を書いていたのを思い出す。
若い人なら恋人や好きな人にハートを赤く塗った種を一粒だけ封筒に
入れて何も書かずに送ってみるのもいいのでは?・・・と思ったが・・・
若い人たちはすべてスマホで済ませ、そんな面倒なことはしないのかもしれない。
また受け取ったほうも『何、これ?』と意味不明ととるかもしれない。
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封筒に小石を入れて送り、受け取った方が「小石」を『恋し・・』と理解する・・・
ということになぞらえたつもりで手紙という多少の時間を使い、忙しい
この時代でもでもゆっくりと流れる時の中で赤いハートの意味を
汲み取ってほしいと願うのは所詮無理なのかも・・・・
このようにたとえ言わずとも、語らずとも意思が通じると思う私たち高齢者の
思いや意思表示を理解してくれる若者が少しでもいてくれることを願うのは
やはり私の勝手すぎる思いなのかもしれない。