先ほど、先日(8月18日)投稿の左肩損傷(肩関節唇損傷)の
リハビリを終えて、病院の駐輪所から自転車を出そうとしている時に
目の前の道路を手をつないだ親子(若いお母さんと5歳ぐらいの男の子)が
通り過ぎようとしていた。
なんとなく私の方を見たその子と目が合ったとたん、その子は肩甲骨を
寄せるようなポーズで「にこっ」と笑ってくれた。
私も思わず頷くようにマスク越しの「微笑み返し」を・・・・
県道の信号のない交差点をタイミングよく渡りきった親子は交差点の
角が駐車場になっている「シャトレーゼ」の方に向かっていた。
遅れて横断をした私が道路を渡りきった時にはその親子はシャトレーゼの
駐車場に入ろうとしていたが近づいてくる私の姿をみたその子は立ち止まり
私の方を見て再び「にこっ」。
あの「にこっ」は?・・・
整形外科医院から出てきた私にエールを送るつもりだったのかもしれない。
シャトレーゼについたら一刻も早く好きなアイスクリームを買って
もらいたいと思っていただろうに太陽の照りつける駐車場で再び私に
『早くよくなってね・・・』というエールを送ってきたのではないかと
思うとその優しさに応えるべく私も二度三度と頷くようにして再び
マスク越しの「微笑み返しを・・・
マスクをしたお母さんも子供の様子を見て、私に軽く会釈を・・・
その目は子供と同じ優しそうな目だった。
私の方を振り返り振り返りみながら店内へ向かう子供の姿は本当に可愛く、
肩の痛みも忘れるくらい・・・
ペダルを踏む足も軽やかであっという間に我が家に到着したのだった。
でも・・・あの笑顔はもしや・・・
5歳ぐらいの子供にとって私のスキンヘッドが珍しく、しかも強い
日差しをはね返し、光っている様子が面白かっただけなのかな?・・・
いや、そんなことはない・・・間違いなく優しいエールだったのだ。
こうしていつもすれ違う子供たちの笑顔に癒やされることが
たまらなく嬉しいのである。