写真家の個展を見に行くと、時々、作家本人と会場で会うことができる。
先日、新潟絵屋で「高橋ノリユキ写真展 小さな琴音たち」を見に行って、ノリユキさんと合うことができた。
高橋ノリユキさんは、写真雑誌「風景写真」で数ページの記事で紹介されほどの実力者のようだ。
この写真展は、葉っぱや花についた水滴をテーマにした作品で構成されていて、ほんわかした癒し系?な感じが、良かった。
価格はパネル張りで5,000~40,000円。40,000円の大きさは全紙くらい。
自分の経験からすると、写真展で会う作家、ご本人は、2タイプに分かれる。
自分から、撮影や機材やプリントについて詳しく教えてくれるタイプと、こちらから話しかけないと何もコメントが無いタイプ。
先日のエムスタジオの劔さんはどちかというと前者のいろいろ教えてくれるタイプだった。
ノリユキさんは、後者の無口なタイプ。そのため、こちらから、話しかけないと、話がつづかない。なんかインタビューしている気分・・・
木村伊兵衛は、「どのようにすればこの色が出せるのか」と聞かれた時に、突然怒り出したそうです。
写真展を見に来て、主催者に話しかける人のほとんどが「機材について」です。
(中には、自分の機材一式を持ってきて、ひとつひとつ取り出しながら自慢を始める人もいます)
写真そのものの内容について話す人は、限りなくゼロ。
そんな状況ですから、寡黙になってしまう主催者もおられるのではないでしょうか。
写真展で、自分の自慢話する客って最悪ですよね。
でも、けっこう見かけるのも事実です
まったく同じ物はできないのだが。
そりゃ、似た物はできるけれど。しょせん、真似は、真似。手の内を明かす事を嫌がる作家は多いですよね。
コメントありがとうございます。
古い投稿にコメントで、ちょっとビックリです