ユージン

映画「MINAMATA」を観てきた。

マグナムのメンバーで、ライフのカメラマンだったユージンスミスとそのパートナーのアイリーンの物語だ。

ジョニー・デップがユージンを演じているので、ちょっとどうかな？とおもっていたが・・・

２年前、ノンフィクション作家山口由美さんの講演会「ユージン・スミス　水俣に捧げた写真家の1100日」で、あの有名な写真にまつわる話を聞いていただけに、

映画のクライマックス、入浴シーンの撮影場面はシビレタ。

映画であるから、フィクションの部分もあるらしいが・・・

ドキュメンタリーの傑作写真の撮影には、大変な困難があったんだなあ～と改めて思う。

正直、感動した！！

支部

長岡市中央図書館２階の美術センターで「全日本写真連盟長岡支部　２０２１年支部展」を観てきた。

観覧者全員に氏名と住所の記名が求められた。コロナ感染の防止のためのようだ。

美術センターはけっこう広くて、スペースを埋める作品をそろえるのは、大変だったのでは・・・？

出展者は数枚から１０枚程度の作品を、出品していた。

プリント大きさや展示の仕方は、各人それぞれ。最近、こうした展示方法が増えてきた気がする。

ベテランが多いのだろう。それぞれ自分のテーマに沿った作品は、レベルの高さを感じた。

知人のTさんは、巨大なプリントで夕景の風景写真３枚展示。相変わらず創作意欲が健在のようだ。

ミラモン

フジテレビ系列で日曜午前に、放映されている「ミライ☆モンスター」が面白い。

現在１０代の将来有望なアスリートの普段の生活や競技に向かう姿勢なんかを紹介してくれる。

登場したアスリートがその後、一流となったり、オリンピアンになったりしているところが、すごい。

サッカーや野球、ボクシングなどスポーツが多いが、今週はなんと写真部。

和歌山県立神島高校は、写真甲子園で連覇を狙う強豪校。

顧問のきつい指導に驚く。１日１０００枚のスナップを何日も続けるという。

１日１０００枚のスナップとは・・・！！。肖像権の問題とか、最近、特にスナップ撮影は難しい。

それに答える部員たちも半端じゃない。

残念ながら、今年は準優勝だったが、作品の質の高さにビックリだった。

学報

たまたま早稲田大学の学報を観る機会があった。

そしたら、特集が「写真家たち」

大きな大學だから、卒業生の数も半端じゃないと思うけど、さすがは早稲田・・・写真家も大勢いるようだ。

写真評論家の竹内万理子さんのエッセイに続き、川島小鳥さん、石川直樹さん、うつゆみこさん、鷹野隆大さんなど、著名な写真家が紹介されている。

秋山亮二さんも早稲田卒か。

もっとも、卒業後、芸大などの大学院に進学した人や中退のひとも多いので、早稲田大學で学んで写真家になったというのは、少し違うかも・・・？

うのすけさん

うのすけさんとは、以前、五頭山麓で行われたポートレート撮影会でお会いし、ご自身の撮影や写真について教えていただいた。

そのうのすけさんの作品が、五徳屋十兵衛さんで展示されている。

魔女のような衣装や背景を作りこんだ写真からヌードまで、芸術性の高い女性を撮影した作品がすごい。

あの「闇の王」にも選ばれたのも、納得。

写ガールの公募展では、写ガール賞（最高賞）を受賞したこともあるそうだ。

うのすけさんは、在廊してなかったけど、五徳屋さんから、いろいろ教えてもらい、良かった。

エスプレッソのような、濃いコーヒー（４４０円）もおいしかった。