写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

佐渡ケ島はフォトジェネテック

2006-10-31 23:20:39 | その他
先日、佐渡へ行ってきた。佐渡汽船ターミナルのミニギャラリーで「新穂写彩の会」の作品が展示されていた。夕焼けの海岸、紅葉と滝といった風景写真のほかに、奇妙な伝統芸能や「花笠」の写真が飾られていた。
佐渡といえば「佐渡おけさ」「相川音頭」といった民謡と踊り。「鬼太鼓(何種類かあるらしい)」「つぶろさし」といった伝統芸能が有名だが、あまりしられていない珍しい芸能も多い。いづれも多くの写真の被写体になっている。素朴な祭りも多く、自分は「相川祭り」が好きだ。さまざまな役割を担う人が、昔ながらの衣装で街を練り歩く。御輿を担ぐのは白い神主のような衣装の若者達で、かけ声は「チョーサヤ、チョーサヤ」とかける。いずれじっくり撮影したいと思っている。
美しい海岸線やカンゾウの花も写真になるだろう。じつは、海岸線だけでなく春の大佐渡、小佐渡の山の山野草はすばらしい。カメラマンのみなさん、撮影旅行に、佐渡ケ島を訪れてみたらどうだろう
写真は、相川の旅館に残飯をあさりに来た、丸々太ったトンチボウ(タヌキ)
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有楽町界隈のこと

2006-10-27 22:16:13 | 写真展
 一ヶ月ぶりに、東京に行った。少し時間があったので、東京駅で上越新幹線に乗る前、KODAK PHOTO SALONと富士フォトサロンに寄ってきた。どちらもJR有楽町駅から徒歩数分のところにあるので便利だが、ちょっとわかりずらいところが、難点だ。

KODAK PHOTO SALONの方は、「Lazy Fellows 2006 8th Photo Exhibition」をやっていた。はじめは、どこかの写真グループの作品展かと眺め始めたら、どうも様子が違う。ひとつひとつの作品の個性が強く、装丁もばらばらだ。そして気づいた。これは、全部プロの写真家の作品だということに。あの小林紀晴氏の桜と空をハイキーに撮った作品もあった。ちょっと得した気分だ。

富士フォトサロンは、「富士フォトサロン新人賞2006発表展」だった。こちらは若い写真家の作品が、1人あたり20枚程度展示されていた。当然だが、作者により全く違う傾向の写真が並んではいたが、どれも、プロとして認められたいという気迫が感じられた。富士フォトサロンというとハイアマチュアのクラブやプロ写真家の発表の場というイメージがあり、裕福そうなご老人達が自分の写真について、講釈している光景が頭に浮かぶ。しかし、今回は、新人賞を受賞した岩崎亮氏が受け付けで静かにギャラリーを見守っていて好感が持てた。
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アサヒカメラコンテストの常連について

2006-10-26 23:24:15 | 雑誌
 アサヒカメラのMONTHLY CONTESTで、特に印象に深いアマチュアカメラマンについて述べたい。まず第一は、なんといっても福田満穂さんだろう。88歳の長老カメラマンだが、毎回、若い女性のエロい写真で入選している。88歳で、こんな写真が撮れるとは、いろんな意味ですばらしい。それにしてもモデルの女性達はどういう関係のひとなのだろうか。数年前、アサヒカメラでその破天荒な撮影スタイルが紹介されたが、米寿のお祝いに再度、福田氏の特集をしてほしものだ。

次は、交告和愛さんだ。このかたは、なんとお呼びしたらよいかわからないのが難点だが、いつも、さわやかな少女のポートレートで入選している。女子高生の制服姿の作品も多いが、いやらしさが感じられないのが、すばらしい。自分などが撮るとどうしても、撮り手のスケベ心が写ってしまう。

それから、長谷川今人さん。この人の作品は、江戸川乱歩の小説のように淫靡だ。今月号の天井から女性の下半身がぶら下がっている作品は、とうとうここまで来たかという感じである。自分的には、数年前カラープリントの部で、カラーフィルターで、独特の色合いを出したポートレートが好きだった。モデルや演出をみると、とてもアマチュアとは思えない。

ほかにも、なぜか名前がカタカナのアズマサトシさん、若い女性の木村明日香さん、子供を真四角の画面で撮ってファンタジーを感じさせる大竹誠さんの作品が気なっている。
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カメラ・写真関係雑誌について

2006-10-25 23:03:10 | 雑誌
 毎月、20日頃にカメラ・写真関係の雑誌が書店の一角を占める。昔からあるアサヒカメラや日本カメラ、また、CAPA、フォトテクニック、フォトコンテストなどフイルムが主流の時から、続いているものに加えてデジタルカメラの専門誌も多い。最初に購読していたのは、CAPAで、馬場信幸氏の「世直しコラムTHINK OUT」と「オタンコ中古学園」が特に好きだった。CAPAに少し飽きて、すこし本格的な(?)雑誌をと思いアサヒカメラに変えた。なかなか読みごたえがあり、おもしろい事に気づいたが、いまだにニューフェース診断室は難しくとばして読まない。また、よくライカとかハッセルとか外国の高級趣味的カメラの特集があるが、自分と関係ない世界なので興味が沸かない。

ちなみにアサヒカメラの月例フォトコンテスト(モノクロ)は、選者が小林紀晴氏になって、ヌードなど過激な作品が選ばれるようになった気がする。自分としてはうれしいが、雑誌としてはどうだろう?カラースライド部門の榎並悦子氏が選ぶ作品は、ユ-モアあふれるているものが多い。小林紀晴氏の写真で印象に残る作品といってもすぐには思い出せないが、エッセーなら、たくさんある。写真家の写真より文章の方が印象深いとは変だが、彼のエッセーは本当にすばらしいと思う。

最近は、全くタイプの違うPHATPHOTOなんかを読んでいる。若い写真家の作品紹介が多いので新鮮だ。
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「学校大好きフォトコンテスト」のこと

2006-10-18 22:28:33 | コンテスト
 最近、「第18回第学校大好きフォトコンテスト入賞作品集」が、送付されてきた。毎年、(株)博進堂という会社が、「学校大好きフォトコンテスト」を実施している。小生は、子供の写真を撮ることが多いので、このコンテスト向きの写真が多くあり、毎年応募している。今年は、応募総数951点で入賞作品が180点、つまり5点に1点の割合で、入賞の可能性は高い。テーマが学校なので、今はやりのネイチャー系の作品はなく、子供を写した楽しい写真が多いのが、自分の好みに合っている。

入賞作品は7月に新潟市美術館市民ギャラリーに展示してもらえる。さらに、入賞作品を掲載した作品集を制作してくれるのはありがたい。自分の写真が掲載された写真集を見ることは、稀なのでちょっとうれしい。

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