市展と総合文化祭

先週末、新潟市美術館の「第47回公募新潟市展」と県民会館ギャラリーの「第29回新潟県高等学校総合文化祭」を見てきた。

どちらも力作が並んでいて、がんばっているなあ～と感心する。

どちらかというと、自分の好みというか、面白さを感じたのは、人物写真がほとんどの高文祭の方

ストレートないい作品もあり、発想やアイデアがすばらしかったり・・・デジカメのせいか、写りも市展にそん色ない。

スポーツや体育祭の写真を見て、自分が撮った写真と同じような狙いのものが、けっこう多い。

スポーツ写真で、オリジナルティを出すのには、まだまだ工夫が必要のようだ。

カメラ写真商組合

「新潟県初本格芸妓撮影会　新潟古町芸妓撮影会」のチラシが送付されてきた。

実は、芸妓さんをじっくり撮影したいと思っていて、誰か企画してくれないものかとずっと思っていた。

とうとう自分のイメージしていた撮影会が、企画された。会場も旧斎藤邸を貸し切りとのこと。

これは、行かねばなるまいとは、思ったが・・・・

何と火曜日の午後１時１５分から２時間。・・・仕事をこのために休むのは厳しい。

おまけに、たった２時間で会費が１４、８００円。

さらに、芸妓さんの肖像権のため、撮った画像は、個人で楽しむだけで、その他の使用は不可。

ということは、コンテストへの応募や写真展への出展もダメということか。

う～ン・・・？？

充電

３年前に買ったニコンのコンデジＰ３１0．

約１５０００円と安価だった割に、安っぽくなく、写りも悪くない。

結構、気にいているのだが・・・

先日から、いくら充電しても電源が入らなくなった。

新しい電池を3750円で、購入して変えてみたが動かない。

毎日、持ち歩き、ときどき登山でハードに使ってきただけに、とうとう来たかという感じ。

確か保証書があったはずと２時間さがして、やっと見つけ、キタムラカメラに修理にだした。

早く直って戻ってきてほしい。

ダイアローグ

新潟市内全域を会場とした「水と土の芸術祭」は、本日でおしまい。

盛り上がったのか？どうか？自分にはわからないが、それなりに楽しませていただいた。

㈱Ｕ・ＳＴＹＬＥさんの潟マルシェ、味方プロジェクト、前山忠さんのインスタレーション、

そして、わらっぼっちＰｅｒｆｏｍａｎｃｅ

ただ、写真に関するものは少なかった・・・

砂丘館であった、写真家石川直樹さんと東京芸大の伊藤先生のトークショウ「異界とのダイアローグ　里、潟の新潟を撮る」くらいか？

ダイアローグとは、辞書で調べると「対話」とのこと

石川さんは、新潟の里や潟に、独特の文化におもしろさを感じているようだ。

原発予定地になり、今は消滅した角見集落や、越後ごぜなどが話題で、写真とはあまり関係ない話が多かった。

自分がもっとも興味深かったのは、石川さんが角田山や赤塚中学校の生徒を撮影している姿を映したビデオ。

中判カメラに三脚を付けて、会話しながら、中学生のスナップやポートレートを撮っている姿は、とても参考になった。

創造の原点

今年は、「越後一宮　弥彦神社」が大火で焼失し、大正五年に再建されて、百年めだそうだ。

御遷座百年記念事業の一つとして、「創造の原点　天野尚写真展」が、開催中。

会場は、弥彦総合コミュニティーセンターと弥彦の丘美術館。入場料700円。

天野さんといえば、自分には、2007年県民会館であった「誰も知らない佐渡　海底から原始の森へ　天野尚写真展」がもっとも印象深い。

神々しい天然杉とユーモラスなコブダイがすばらしかった。

その後、生涯学習センターの講演会を聞き、アマゾンの写真をスライドで見せていただいた。

また、こんぴら写真クラブの指導会でお会いしたこともある。

今回の写真展、素晴らしい国内外の風景に加え、はじめてモノクロのスナップを拝見した。

天野さんが亡くなったせいか、なんか物悲しく見えた。

御冥福を祈りたい。