写真の旅

長岡市米百俵財団が実施している米百俵賞は、「人材育成に大きな成果を上げた個人・団体に贈る賞」とのこと。

とても価値ある賞だと思うのだが、最近、メディアでの取り上げも少なく、ちょっと寂しい。

その受賞者の児童文学者斎藤惇夫さんに同行して、写真家木村信男さんが撮ったアフリカの写真が展示されている。

「アフリカタンザニアの自然に共生する人々と動物たち～写真の旅～」　

会場は、大手通りのながおか市民センター

アフリカは、ライオンなどの野生動物、マサイ族の人々など魅力的な被写体がいっぱいだ。

木村さんは８１歳とのこと。アフリカまでは、飛行機で長時間を要し、体力も必要。

元気でアクティブな高齢者が増えてるなあ～

光をとる

新潟市中央区西大畑町の砂丘館で、「Night in Earth 中里和人写真展」を鑑賞してきた。（１０月３１日まで）

日本の海岸の岩場を、夜に撮影した作品が、大きなプリントで展示されていた。

大きなものは縦１ｍ横は４ｍほどもあり、迫力満点。

写っている世界は、薄明りの中の黒々とした岩、日本どころか、地球でないといってもいいくらい。

長時間露光だったのだろう。海が、ぼんやり白く写っていて、黒い岩との対比となっている。

ともかく、観たことない世界で、興味深かった。

美術協会展

新潟市美術協会展、通称新潟市展を鑑賞してきた。

期間ギリギリで時間もあまり無かったので、写真の部しか見れず残念。

相変わらず写真の部は、展示数が多く見るのが大変、

写真のレベルは、ピンキリと思う。

今年は、一人で２作品、展示されている人が多く、それはどうかなと思う。

市長賞は、かわいらしい女の子のスナップ。

奨励賞など入賞作品は、やはりいい作品だ。自分の一番好きな作品は、ハイキーの女性ポートレ。

協会員の作品も結構、多く、市内には、たくさんの上手な人がいることに感心した。

創業100年

株式会社博進堂さんがもうすぐ創業１００周年だそうだ。おめでとうございます。

博進堂さんは、学校アルバムの作成を得意としている印刷屋さんだ。

本業とは別に、まちあるきのイベントを企画したり、フォトブック作成などの講座を開催している。

その博進堂の岡崎さんに誘われて、記念の展示や工場見学に行ってきた。（１０月末まで見学できるとのこと）

印刷の世界も、デジタル化が進み仕事の内容も変わってきたそうで、

大きなオフセット印刷用の印刷機の横に、富士フィルム製のインクジェットプリンターがあった。

オフセット印刷は高度な職人技が必要だけど、インクジェットは比較的簡単にできるとのこと。

古い学校アルバムから、最近の特徴ある学校アルバムが展示されていて、こちらの方も興味深い。

学校アルバムというと、生徒全員がひとりひとり同じ大きさに掲載されているのが定番だが・・・

川地清弘さんというカメラマンの写した生徒の写真は、ポートレート風で撮影場所もポーズもさまざま。

背景をいい感じにぼかし、生徒のいい表情をとらえている。これはいい。

学校アルバムもどんどん進化しているようだ。

NPP

NPOは非営利活動法人、NPBは日本野球機構、そして、NPPは新潟県写真家協会。

NPPは、５０年の歴史を持つプロの写真家の団体だそうだ。

新潟市新津市民ギャラリーで、第２３回NPP新潟県写真協会展一般公募展を鑑賞してきた。

会員の皆さんの作品は、内容も展示の方法もレベルが高く見ごたえあり、さすがプロの集団。

一般公募展の方は、良い作品が１０点ばかり展示されていたが・・・・

以前は、NPP展というと広い「りゅうーとぴあのギャラリー」でたくさんの作品が展示されいて

ポートレート撮影会や写真家による作品添削会なんかあって、もっとにぎやかだった気がする。

会員名簿をみても１５人と、意外に少ない。

コロナ禍のためか？、なんかさびしい。

NPPの皆さんには、以前のような活気あるイベントをお願いしたい。