写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

世界の子供から武蔵野まで

2007-04-30 21:49:52 | トークショウ、講座
 昨日、ビュー福島潟へ、日本写真家協会会長 田沼武能さんの講演会に行ってきた。いつもは、バイパスを80km/h位の速度で行けば、そんなに時間はかからないのだが、GWで、渋滞、県道に抜けようとしたところ、道に迷ってしまい返って時間をロスしてしまった。そんなことで、30分ほど遅れて到着。
福島潟周辺は、菜の花が盛りで行楽客で賑わっていた。カメラを持ってくれば、いい写真が撮れそうだ。
入場料400円を払い、ペットボトルのお茶をいただき、講演会場に向かった。予想通り観客のほとんどが、中高年。講演会はすでに始まっていたが、スライド映写はこれからだったのでちょっとホッとした。

映写される写真は、世界中の子供の姿をとらえたもの。初めは、愛らしいものが続いた。その中でも、ご本人のお子さんとご夫人の写真が一番気に入った。あんな写真を撮ってみたいものだ。
続いて、さまざまな困難な状況(戦争、貧困)に置かれた子供たちの姿の連続だった。昭和ひとけた生まれの戦争体験が、平和への思いを強くしているとのこと。同世代の自分の親父は、随分前に死んでしまっている。昭和ひとけたの思いをこれからも長く伝えてほしい。

あれだけ有名な写真家であっても写真集「人間バンザイ」は、出版社が決まらず、自費出版したとのこと。自分の考え写真集を出版するのは、なかなか難しいものらしい。

最後に、田沼さんのもうひとつのライフワーク「武蔵野賛歌」の紹介で終わった。こちらは、フォトコンテストによく出てくるような写真の連続。会場のアマチュアカメラマンには、とても参考になったのではないか。自分の思い、テーマに沿った光景を撮影していると強調していた。
写真集武蔵野賛歌は九千円、サインがついても、ちょっと高くて購入はしなかった。
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クラブ写真展の案内

2007-04-26 22:32:39 | Weblog
 時々行くカメラのキタムラに、写真展のチラシやハガキが置いてある。なかなか見つけることが難しい、小さな写真展のことを知る貴重な情報源となっている。

先日も、第1回楽写会写真展と第5回「写激」写真展の案内を手に入れることができた。
早速、県民会館で開催中の第1回楽写会写真展を観てきた。

同じ黒いパネルに入れられた作品は、色鮮がやかで、美しいものが多かった。
最近では、珍しいソフトフォーカスの花(桃)の写真が、目を引いた。

ところで、自分は、坂口安吾の「満開の桜の下で」をイメージした写真に挑戦しようと、思ったが、今年の桜のシーズンは天候に恵まれず、青空の下、満開の桜をとるチャンスがなく残念だった。
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夏が来れば思い出す・・・

2007-04-22 17:25:27 | Weblog
 新潟ふるさと村のアピール館では、県内各地の観光情報と併せて、観光や景観を題材にした写真コンクールの作品が、ときどき展示されている。この種の写真コンクールは、さまざまなものがあり、規模や作品のレベルの差も大きい。

いまは、第11回NHK「わたしの尾瀬」写真展が開催されており、昨日、鑑賞してきた。新潟ふるさと村は、大変な人出で、広い駐車場が満車状態であった。めずらしく写真展も、にぎわっており、なかなか先に進めないくらいだった。

作品は、例年通りすばらしいの一言。尾瀬と言えば、車をおりて徒歩でしかいけないエリアにもかかわらず、雪の風景、霜の様子、夕焼けといった時間的にも、厳しい中で撮影した作品が並ぶ。重い機材を運び最高の場所で撮影するには、大変な努力が必要と思われる。尾瀬を愛する人たちの思い入れが伝わってくる。さすがに、近県の群馬、福島、新潟の人が入賞しているのは、地の利ということか。

 金賞は、尾瀬で撮った星空(夜景)であったが、自分としては、高山植物(ヤマドリゼンマイ、ニッコウキスゲ、ワタスゲ)が広がる尾瀬らしい湖沼、厚層湿原の写真が好みだ。

もう10年以上、尾瀬にいく機会がないが、久しぶり訪れてみたくなった。・・・こんなふうに思わせるのが、写真展のねらい(観光PR)か
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私の写真人生

2007-04-20 22:18:42 | Weblog
 チラシで田沼武能スライド講演会「私の写真人生」があることを知り、早速、予約を入れた。
 日時 4月29日 13:30~
 会場 ビュー福島潟6階展望ホール

田沼さんといって思い出すのは、昨年、6月に開催された「ユニセフ写真展 同じ地球の空の下に」のことだ。全国の都市を巡回した写真展なので、観た人も多いのではないかと思う。難民キャンプで生きる子供たちの写真は、とてもすばらしく、写真集を注文して買ったほどだ。
 今回、講演会に行く前に読んでおこうと思い、岩波新書「難民キャンプの子供たち」も手に入れた。
 ところで、ビュー福島潟で開催される田沼さんの写真展は「武蔵野賛歌」である。風景写真のようだ。いつから風景に力を入れ始めたのだろうか。できれば、ドキュメンタリー写真の話なんか聞きたいのだが、あまり期待できないかも、なんて思っている。
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不肖ではありますが、

2007-04-09 22:33:06 | Weblog
 TBS系のテレビ番組「情熱大陸」で、宮嶋茂樹フリーカメラマンが、紹介されていた。
アクが強く破天荒な報道カメラマンであるが、(恥ずかしながら、)好きなカメラマンのひとりである。元ユーゴスラビアでの紛争時代、現地での撮影の様子を描いた「ネェちゃん撮らせんかい!」「空爆されたらサヨウナラ」を読んだが、実に面白い。

「情熱大陸」で観た宮嶋氏はすっかり白髪が増えて、雰囲気が変わったようだ。あれだけ有名なカメラマンなのに、あまりリッチな生活しているように、見えない。カメラマン仲間の飲み会も居酒屋だし、収入はどうなのだろうか・・・ちょっと気になる。

イラクから帰還した婦人自衛官が幼い子と対面する場面を撮った1枚、さすがうまい。

ところで、イラクで人間の盾となって、話題になった新潟在住の杉本カメラマンはどうしているのだろう。
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