写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

クリスマスギフト

2007-12-24 22:47:58 | Weblog
 中学生の頃、読んだオーヘンリーの短編の「クリスマスギフト」が大好きだった。貧しい若い夫婦が、時計の鎖と髪飾りをプレゼントする話だ。

 今年も自分には、ギフトは届かなかったが、中学三年生の息子とサッカー部の仲間に、試合中に撮り貯めた写真を贈った。
 あまり関心がなさそうな子供もいるが、自分の姿を見て、かっこいいととても喜んでくれる子も多い。自分の撮った写真をプレゼントして喜んでもらうと、とても気分がいい。この気分の良さが、自分へのプレゼントだったと気付いた。
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愉しみ

2007-12-22 00:09:58 | Weblog
 岩波新書の最新刊 「写真を愉しむ」飯沢耕太郎著は、写真を見る愉しみ、読む愉しみ、撮る愉しみ、集める愉しみについて語ったとても参考になる本だ。まるで、自分のために書かれたような内容でビックリした。

 ギャラリーの系統や写真の読み解き方を、わかりやすく解説している。この本を読むとやはり、それなりの写真展は東京近郊に行かねければみれないと感じてしまう。新潟にプロを目指すような若者の発表の場はあるのだろうか?もっともプロ目指すような人は新潟にはいないのかもしれない
 
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手軽に写真集

2007-12-17 21:58:32 | Weblog
 野鳥をこよなく愛する知人から、写真集が届いた。自分で撮った野鳥の写真を、「カメラのキタムラ」でミニ写真集にしたらしい。以前、お気に入りの写真で写真集を作りたいと言っていたので、カメラ店に行けば結構、手軽に作れることを教えたたことがあった。なかなかのできばえである。桜や梅に野鳥は良く合う。花鳥風月、日本の美というところだ。

 写真10枚程度で1,000円位で作ることができる。
もっとも、テーマを決めてある程度、写真の枚数がないと、それなりの物にはならないと思う。
 自分のように、何でも撮ってこれと言ったテーマがない者にはちょっと・・・。
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ナクトウェイのこと

2007-12-14 21:41:22 | Weblog
 戦場カメラマンのことを描いたドキュメンタリー映画としては、五十嵐匠監督の「サワダ」のことを思い出す。日本人でピュリッツアー賞を受賞した沢田教一を関係者の証言で浮かび上がらせた興味深い映画だった。

 先日、レンタルビデオ屋で「戦場のフォトグラファー(WAR PHOTOGRAPHER)」が眼にとまった。ビデオ屋は、キャンペーン中だったため、めぼしい映画はほとんどが貸し出し中。おかげで、あまりメジャーでないこの映画を見つけることができた。

 この映画、ジェームス・ナクトウェイ(ロバートキャパ賞受賞)のことを、追ったドキュメンタリーだ。映画で見たナクトウェイの撮影スタイルには、驚かされる。コソボの内戦では、家族を亡くして泣き叫ぶ女性を真正面から、標準レンズ(たぶん・・・もしかしたら広角レンズ)で撮り続ける。女性も撮られていることを嫌がらず感情をむき出しにしている。自分があの場所にいたとしても、とても真正面から、泣き叫ぶひとを撮影することはできないと思う。

 ちなみに、カメラはキャノンのEosで、フィルムはコダックのモノクロ。あまり、映画の内容と関係ないがついチェックしてしまった。
 ナクトウェイの撮影は、コソボ、ルワンダ、貧困のインドネシアと世界中におよぶ。一見穏やかな外見と熱いヒューマニズムを感じるこのカメラマン、とてもすばらしくファンになった。

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今週も講演会

2007-12-08 22:48:20 | Weblog
 写真関連のイベントや写真展の情報探しに、新聞やカメラ店の片隅に置かれているチラシなんかのチェックを欠かさないようにしている。写真愛好家ではなく、写真関連イベント愛好家になってしまった。

 今日は、新潟国際情報大学新潟中央キャンパスであった写真家板垣真理子さんの講演会を聞いてきた。初めて新潟国際情報大学の中にはいったが、なかなかきれいで快適なキャンパスである。最近、いろいろなところに行く機会があって、それはそれで楽しい。

 「レンズ越しに観た本物たち」と題する講演で、フラメンコ・ダンサーのアントニオ・ガデスとその後継者たち(新生ガデス舞踏団)についてがほとんどで、写真についてはほんのちょっとだけ。しかし、さすがはプロ写真家である。ダンサーたちを写したポートレイトは観る者を強く引きつけるものがあった。

ただ、プロジェクターで原盤(データ)から見せてくれた写真はせいぜい10枚ほど、あとは印刷されたプログラムをスクリーンで見せるだけで、ちょっと期待はずれ。
せっかくだから、もっと美しい写真をみせてほしかった。

ちなみに、CanonのHPにEos5Dで撮った作品例として、板垣さんの新生ガデス舞踏団の写真が載っているので興味のある方はご覧いただきたい。
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