写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

撮る愉しみ

2008-01-02 20:58:04 | Weblog
 全国高校サッカー選手権(センシュケン)で、新潟県代表の北越高校が、激しい戦いを制し2勝目をあげた。一人レッドカードで退場後に、ほとんど終了間近に、同点に追いついた時は、久しぶりにしびれた。

 飯沢耕太郎氏は岩波新書「写真を愉しむ」で「・・・・教えられた通りの構図でどこかで見たような作品をいくら作っても、写真の本当のおもしろさを味わう所まではなかなか到達できないのではないだろうか。・・・」と言っている。そして、身近なものでも自分のテーマを長く撮り続けることの重要性を強調している。

 今まで、気の向くまま好きなものを撮って、ピントや露出が合っていれば満足していたが、何か夢中になれるテーマを探す気持ちと高校サッカーが結びつきそうな予感している。幸運にも長岡スポーツ写真コンテストでも、佳作をいただいた。とはいっても移り気な自分の性格、ポートレートも撮りたいし、野生動物なんかにも魅力を感じている。また、選手の肖像権のことを考えるとちょっと気が重たい。、息子たちが部活でサッカーをしているので、このアドバンテージは大切にしたい。どうなることやら・・・
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謹賀新年

2008-01-01 18:23:36 | Weblog
 平成20年1月号のアサヒカメラのグラビアに山本剛士氏の「被災者の心ー中越地震ー」という作品名で、モノクロ写真が掲載されている。20代の写真家が災害の被災者を写した写真である。名取洋之助写真賞奨励賞を受賞したとのことだ。

この写真を見て、良く撮らせてもらえた(発表させてもらえた)ものだと思う。避難所で眠る一家を撮ることを了解得るにはなかなか大変だったのではないだろうか。

自分もあの地震の時、避難所や災害本部の近くにいたが、とてもカメラを向ける勇気がなかったことを思い出す。

今年は、災害などなく平穏な1年であってほしい反面、劇的な場面に遭遇して傑作をものにしたいとも思っている。いずれにしても、自分のテーマが見つけていい写真を撮りたいものである。

アクセツいただいてる皆様、本年もよろしく。
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