写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

日本再発見!

2009-01-14 22:05:19 | Weblog
 岡本太郎と言うと、「太陽の塔」を思い出す。1970年のことだから、若い人にはわからないだろうが、最近、映画にもなったマンガ「20世紀少年」に出てきた大阪万博のシンボルである。岡本氏は、確か芸術は、爆発だあーと叫んでいたように思うが・・

 新潟市美術館で開催中の写真展「岡本太郎の芸術風土記」を観てきた。秋田のナマハゲや阿波踊り、人形の写真は、さすがはアバンギャルドな芸術家。独特の迫力がある。しかし、民家やお寺なんかの写真は、しごくまっとうな記録写真だった。きちんと記録ところは、それなりの撮影をしたということだろうか。
1960年ごろの地方は、本当にフォトジェニックだったなあと思った。今、ああいった写真を撮っても、演出っぽくなって難しそうである。
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環境を考える写真展

2009-01-10 17:55:14 | Weblog
2009年、最初に行った写真展は、「環境を考える野口 健写真展」(於ける東北電力グリーンプラザ 1月18日まで)である。

野口健写真展は、野口さんが写した写真でなく、野口さんが写っている写真展である。登山家の野口健さんの清掃登山や環境教室の写真がパネル張りで展示されている。自分が行くことができないヒマラヤの様子を見せてくれる写真は、なかなかインパクトがあった。
 飛行機の中から見たような空の色、氷河に捨てられたゴミ、そして今、大問題の氷河湖などなど

 清掃登山で思い出したが、学生の頃、2週間ほどアルバイトで志賀高原の登山道のゴミ収集をしたことがある。当時の写真を久しぶりにみたら、モノクロである。モノクロ写真をみると遠い昔のことのようで、印象が薄い。(実際、30年近くまえのことだが)やはり、こういった記録写真?はカラーの方が、いいようだ。

 なお、東北電力グリーンプラザでは、ふるさと紀行というシリーズで写真展を続けているようだ。今は、宮下正巳氏の「魅せられて妙高」が、開催中。県内にレベルの高い風景写真家が多くいることに感心する。
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写真談議

2009-01-08 20:17:10 | Weblog
いささか遅くて、恐縮するが、今年もよろしくお願いします。

 先日、長岡の米八寿司で、高校の同期会があった。幹事に集合写真を頼まれたので、デジイチにクリップオンのストロボをつけて撮影しようとすると・・
ひとりの男性(もちろん参加者であるが見覚えがない)が、「レンズフードをはずさないと、下の方が暗くなってしまうよ」とアドバイスしてくれた。ひさしぶりのストロボ撮影で、そんなことも忘れていた。

 彼は、関西の成安造形大学で写真を教えていることがわかった。卒業生には、木村伊兵衛賞を受賞した女性写真家もいるとのこと。彼とは、宴会のあいだ、ずーと写真のことで盛り上がった。そして、「雑誌や公募展に応募するのも悪くは無いが、それよりも、20枚程度の個展もしくは50枚くらいの写真集をやってみろ」と薦められた。自分には、ちょっと荷が重い。

 とても、有意義な会となったが、写真好きに捕まると写真以外の話ができないのには、ちょっと閉口。昔、憧れた女性と話ができなかったことや米八の寿司をひと口も食べなかったことには、後悔大。  

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