MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



倉庫奥に押し込んでいたダンボール箱をほぼ10年振りに開封。掃除のつもりでしたが,いろいろと懐かしいモノが発掘されるので,思わず深夜まで作業を続けてしまいました(笑)。今回発掘されたのは,マイコンBASICマガジンに添付されていた「スーパーソフトマガジン」。1990年11月号の「MT-32/CM-32L活用ガイドブック」です。アーケードゲーム特集記事の号が残っていなかったのは残念でしたが,非常に懐かしいことに違いはありません。

当時は DTM(デスクトップミュージック)の黎明期で,Roland MT-32 が 最新のマルチティンバー音源として注目されていた時期でした。自分もMT-32ユーザーで,X68000+純正MIDIボードの環境に「MUSIC PRO-68K MIDI」や「MUSICSTUDIO PRO-68K」を組み合わせて,DTM環境を構築していました。この「スーパーソフトマガジン」には,MT-32に関するかなり細かい情報が掲載されていて,特に「エクスクルーシブデータの送信」に関する記事は かなり役立つ内容になっています。うまく活用すれば「音色パラメータ」の変更や「エフェクタ」のコントロールが可能になるため,より繊細な音作りが可能になるのです。X68000では「MUSICSTUDIO PRO-68K」がエクスクルーシブデータの送信に対応していました。

うちの「DTM環境」は いまだに当時のまま現役で残っていますが,
さすがにここ数年,音楽製作には使っていませんね(笑)。

ちなみに「LET'S PLAY! コンピュータミュージック」という冊子も同時に発掘しました。こちらは 1989年7月号の付録で,当時「旬」だった,X68000関連記事や「S.S.T.BAND」に関する記事などが掲載されています。時代を感じるのは PC-8801の MIDI環境特集記事が載っていたりするあたり。「Macintosh+VISION」という懐かしい環境の特集記事も載っています。もっと言えば「ATARI 1040ST」の記事まで載っており,まるで音楽専門誌を見ているような感じです。当時のベーマガには かなり美味しい付録がついていたんですね・・・。

自分は,この冊子をみて,Macintosh Classic を買いました。
この冊子を見なければ,一体型マックに興味を持つことはなかったかもしれません。


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