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F1=豪州GPでバトン優勝、ブラウンGPが1―2フィニッシュ(トムソンロイター) - goo ニュース

2009年の F1GPが開幕しました。昨年のGPについては blogではまったく触れなかったので,今シーズンはカバーしていこうと思います。今シーズンの目玉は「レギュレーション大改革」と「ホンダ撤退の遺産」といったところでしょうか。まずは車体が大きく変わっている点に大注目。空力デバイスの大幅削減とリアウイングサイズ制限で,ダウンフォースが50%近く減少。加えて11年振りのスリックタイヤ復活。スリックタイヤはフロント寄りの荷重コントロールが必要と言われているので,そういった意味でフロントウイングのサイズは逆に「拡大」されたのでしょうかね。どちらにしても大きな変更である事は変わりありませんが。

もうひとつの大きな変更は「KERS(運動エネルギー回生システム)」の存在。これは,強大なブレーキングフォースを電気エネルギーに変換・回収し逐電。ドライバーのボタン操作で電力を解放する事で僅か数秒間ではありますが「約80馬力」のアップ効果を得ることができるシステムです。昔の「OTボタン」みたいですね。搭載するか,しないかはチーム側で選択できるようで,開幕時点では搭載チームの方が少ない状況になっています。システム搭載のためには「車重+20kg」のハンデもあり,効果的に使用する戦略をたてないと,非搭載チームに歯が立たない可能性があります。システム自体の熟成もまだまだのようなので・・・。

開幕戦は,まさかの「ブラウンGP」予選フロントロー独占から始まり,なんとそのままワンツーフィニッシュの快挙達成。終盤,2位,3位を走っていたベッテルとクビサが意地の張り合いで自滅したり,繰り上げ3位となったトゥルーリが,レース後の裁定で12位降格になったり3位に復帰したり,最終的にハミルトンが開幕戦のポイント剥奪となったりと,いつもと違う「開幕戦のゴタゴタ」が非常に楽しいレースでありました。なんと言っても,フェラーリ,マクラーレン,ルノーがほとんど上位にこないレースなんて,フジテレビのF1放送開始以降では 初めてなんじゃないかしら。ライコネンには悪いですが,今シーズンはできるだけこのままの状況で進んでほしいです。

だって・・・面白いし。(≧∇≦)

不遇だったバトンが速いのは嬉しいですね。急遽撤退したホンダの「遺産」とも言える 今シーズンのマシン「BGP001」は,名将ロスブラウンのもと15ヶ月ものテストをクリアしてきているので安定感抜群。昨年,一昨年のホンダチーム不審の中,バトンが残留を選んできた意味がよく解りました。それにしても,開幕直前にエンジンがメルセデスに変更になっているにもかかわらず,この安定度ですからね。ちょっとだけ意外でした。ホンダエンジンでも同じ安定度で走れたものなのか・・・。今となってはもう解らない事ですが。


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