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劇場版シュタインズゲート「負荷領域のデジャヴ」のBDが発売されたのでゲットしました。

4月に映画館で観て以来なので,実に8ヶ月ぶり。すでに2周観ちゃいました(笑)。以前の記事にも書きましたが,今回の物語は,岡部がタイムリープした後,その場に「残された」紅莉栖の視点で描かれています。キーワードは「デジャヴ」。既視感を「異なる世界線での記憶」と位置づけた独特の解釈が非常に面白いです。序盤はややコミカルに進むストーリー。紅莉栖のツンデレ感が凄い。もっと言うなら酔っぱらい萌え(笑)。シリアスでないシュタゲが凝縮されたような展開が続きますが,徐々に「既視感」に悩まされる事が多くなる岡部。だんだんシリアスなシュタゲに戻っていく感じです。

序盤の山場「コインランドリー」のシーンを経て物語は急展開。一気に「紅莉栖視点」へと切り替わっていきます。とにかく紅莉栖が大活躍。岡部が経験した「世界線漂流」を追体験していく紅莉栖の姿は,観ていると本当に辛いです・・・。マッドサイエンティストを「演じて」いるシーンで本当に泣きそうになりました(笑)。この感覚は,アニメ版の一連のストーリーを観ていないと感じられないかもしれません。劇場版で初めてシュタゲを「観る」人には,ゲームだけではなく是非アニメ版も観て欲しいと思います。

限定版を買ったら,いろいろオマケが付いてました。サントラCDが1枚とドラマCDが3枚。さらに特典でドラマCDがもう1枚(笑)。本編ディスクの映像特典には,いとうかなこさんのプレミアライブ映像と,公開初日の舞台挨拶の模様が収録されています。舞台挨拶にて志倉千代丸氏が「アニメ本編に散りばめた複線の回収率は8割」と語っていましたが,今回の劇場版でも全ては回収しきれていないように感じます。実際どのくらい「複線」が張られていたのか判らないので残りがいくつあるのかも不明ですが,少なくとも「7年後」がどうなるかは回収されていませんよね。果たして回収される日は来るのでしょうか・・・。

個人的にはオーディオコメンタリーの収録も期待したのですが・・・
叶いませんでした。ちょっと残念です。


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