MC68000 Maniacs!
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MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



「FZ戦記アクシス」は,1990年10月にウルフチームより発売されたX68000用クォータービュー型のシューティングゲーム。前作にあたる「グラナダ」では,ソフトウェアでのグラフィック拡大・縮小・回転や多重スクロールなどをトライしていましたが,今作では,斜め後から見下ろした視点(クォータービュー)を採用したアクションゲームに挑戦しています。プレイヤーは「NAP」と呼ばれるパワードスーツを操り敵軍と戦います。NAPはコントローラの十字ボタンで8方向にに移動可能。同じ方向を2回素早く入力すると「ローラーダッシュ?」します。逆方向の入力でブレーキです。攻撃はAボタンでハンドウェポンの使用。Bボタンでオプションウェポンの使用です。ハンドウェポンは弾数無制限。オプションウェポンは威力が強いですが弾数制限があります。Cボタンでユニットセレクト画面となり,ハンドウェポン,オプションウェポンそれぞれを切り替える事ができます。

非常に特徴的なのは武器セレクトのシステムとシールドのシステム。追加の武器はゲーム中に出現するアイテムを取得する事で行います。最大14個の武器を所持する事ができ,そのうち上位2つがハンドウェポン,オプションウェポンに割りあたります。同じ武器でもハンドウェポンかオプションウェポンかで性能が変化します。ハンドウェポンは威力よりも連射性で選ぶのが良さげです。その他12個の武器は「シールド」として機能し,被弾すると一番下位の装備から順に破壊されていくことになります。なお,オプションウェポンが「弾切れ」した場合は,弾切れた武器は「その時点での最下位」にまわり,3番目に装備されていた武器が自動的にオプションウェポンに繰り上がる仕組みです。

解りづらいよ・・・。(´・ω・`)

X68000版はクリアまでプレイしましたが,メガドラ版は初プレイ。ゲームとしてはかなり大味な出来です・・・。だいぶ低い解像度で作られているように見える割に,全体的にFPSが低く,敵や敵弾の動きも雑。操作が重かったり反応が悪かったりする訳ではないので,ゲームとしては意外にもスムースにプレイできるのですが,動き全般の「コマ数」を減らしてスピードを稼いでいる感じは否めません。やはりメガドラで高速クォータービューはきつかったのでしょうか。マップが狭く,ゲーム展開もかなり単調。「グラナダ」の次がこれではいかんでしょう。


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