専用OS「Raspbian」のインストールが途中で止まってしまう(前回記事参照)事象に見舞われたまま,原因特定に至らずに放置状態となっていた「Raspberry Pi 3 Model B」のインストール作業を再開しました。公式サイトから最新版の「NOOBS」をダウンロードして解凍し,中身をmicroSDカードに移した後ラズパイ本体にセットして,電源ONでインストール開始・・・まではよかったのですが,「インストール完了」のメッセージが表示された後,Raspbianの起動が途中で止まってしまうのです。映像出力もされなくなって LEDは点灯しっぱなし。自分は,インストールの方法が間違っているのか?? と思い,インストールするOSを変えてみたり,microSDカードを変えてみたりしながら,OSダウンロード~インストールを10回近く試しましたが解決しませんでした。
まあ・・・解決しないのも当然。この事象の原因は電源なのだそうです。ラズバイの電源はUSB経由ですが,USBケーブルをコンセントに接続するためのACアダプタは「2.5A程度の出力」を持った製品が必要条件でした。自分の場合,手持ちのアダプタで適当に対応したため,電源不足でOS起動が中段してしまっていた様子。とりあえずソフマップのワゴンセールに置いてあった PQI Japan の「2A ハイパワー AC充電器」ってのを買ってきて,あらためてインストールを実施してみたら・・・普通に上手くいきました。OS起動までは「2A」程度の出力があれば問題ないようです。逆に「1Aのアダプタではダメ」なのも判りました。その後,Raspbianのデスクトップでいろいろと設定作業を実施したり,追加インストール作業を行ったりしましたが特に問題はなし。電源容量を必要としているのはOSブート中であってOS起動後ではないようですね。
今後「Raspberry Pi 3」を本格的に使用するのであれば,
専用のACアダプタを購入しておいた方が良いかもしれませんね・・・。
アマゾンさん出番です。(`・ω・´)