子ども達が被害者になる、痛ましい事件が続発しています。
ご多分に漏れず、田舎でも、子どもを狙った犯罪が 発生している現状です。
そんな事態をうけて、通学路では、安全パトロール隊の方たちが、要点配備の形で、児童・生徒の安全確保に 当たっておられます。
今日の午後は、その現場を取材しに 伺いました。
三々五々、下校する 子どもたちが通ります。 隊員の方々が、「お帰り」「気を付けて」と声を掛けると、「ただいま」「はーい」と 元気な声が返ってきます。
老人会員や育友会役員の パトロール隊員さんが、通学路に立つほか、地元の業界や、自治体の車も シールを車体に貼り付けて、業務の傍ら 安全パトロールを しています。 もちろん、地元警察署のパトカーも、巡回・警邏します。
資料写真=能美市の「見守り隊」表示(車のダッシュボード上に置いてありました。)
中には、犬の散歩時間を やり繰りして、パトロールに従事する方も おられます。
地域を挙げての 取り組みです。
昨日は、隣りの市で 〝連れ去り未遂事件〟が発生しましたが、容疑者が逮捕され、早期に解決しました。
そんな折でもあり、現場の パトロール隊員の方たちは、緊張しての 対応が続きます。
取材の帰り道では、青サギが 優雅に飛ぶ様子や、カモが 水田で羽を休める姿が見られて、長閑な田園風景が広がっていました。