散歩・取材の途中で、大きな白い花を見つけました。
植木屋さんの 育成圃でのことです。 以前から気になっていたので、現地で ご主人に出会ったのを機に、尋ねてみました。 昨日（17日）のことです。
ご主人から 返ってきた言葉は、「〝タイサンボク〟や」でした。
へー、これが…。
聞いたことのある名前ですが、まじまじと見つめたのは、今回が初めてです。
蕾のときから 大きく、長さが１５ｃｍほどあります。 花が開くと もっと大きくなり、直径が ３０ｃｍ近くあるように感じました。
この ご主人は、特派員より 一回り以上は 若くて、幼い頃から よく知っている方です。
「特派員さん、ちょっと待っとって。 一本、取って来て上げる。」と、木へ駆け寄り、少し膨らんだ蕾を 一つ、枝ごと 折り取ってくれました。
「甘いぞ。 匂い嗅いでみまっし。」
「蜜蜂やら 虫が、よう集まるがや。 花びらに、酒を注いで飲むと 美味いがや、と。」
「直ぐ 水切りしたら、しばらくは 持つ…。」とも。
忙しそうなご主人に お礼を言って、芳香剤のように 甘い匂いを楽しみながら、家に急ぎました。
ブログを始めるまでは、余り気に留めなかったことが、何となく気になるような、この頃の 特派員です。
きょうの田舎は 曇り
。 風は無く、静かです。