A組の様子です。
続けて2クラスもモデルになってくださっている日本郵便の方たち
は本当によくしていただきました。
子どもたちの質問には丁寧に対応してくださりました。
「バイクの後ろにあるかごにはどれぐらいハガキが入るのです
か?」とある人が質問しました。
中を開けてくださって見せていただきながら、
「福岡雙葉学園の幼稚園から中高生まで全員の人数を合わせた
数よりも多くのハガキを入れられるよ。」
とわかりやすく教えてくださいました。
「ええーっ!そんなにたくさんの!」
と子どもたちはびっくりです。
「運転してみたい!」
と言われるとヘルメットを被せてもらい、シートまで持ち上げても
らいました。
「ハンドルの近くのこれは何ですか?」
と聞かれると
「ここがクラクションで押すと大きな音が鳴るんだよ、」
と細かなことまで親切に教えてくださいます。
そんな交流があるとスケッチも熱がこもります。
とても一生懸命に描き始めました。
途中、教会の敷地を快く貸していただいたリチャード神父様も見
に来ていただきました。
スケッチの最後にはお礼の言葉を図工係りが伝えます。
…活動も無事終了し、校内の敷地に入ったタイミングでちょうど
日本郵便の方が教会を出て行かれようと信号待ちをしていまし
た。すると誰ともなく
「あ、バイバーイ!ありがとう!」
と振り返りあいさつをしていました。いっせいにみんな振り返り手
をふります。
授業の中で礼儀としてお礼のあいさつはしているのですが、そ
れとは違う、子どもらしい心のこもったあいさつに見ていて心が
ジン、ときました。担任のM先生も思わず笑顔になっていました。
絵を描くためのスケッチですが、短い時間のなかにいろいろな
出会いや発見がありました