グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

萬画家・石ノ森章太郎展

2019-05-19 11:15:00 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
現在、世田谷文学館で『萬画家・石ノ森章太郎』展が開催されています。
私の世代には馴染みの深いマンガ家さんです。原作が多数TV番組になり、男女を問わず見ていた方も多いのではないでしょうか。私の妹も当時、仮面ライダーの変身ベルトを買ってもらっていました。仮面ライダーシリーズは今でも毎年新作が作られていて、夫は今でもよく見ています。娘も付き合いで見つつ「今年のは面白い」「去年のはカッコ悪かった」など論評しています。
展示の中心は、『サイボーグ009』と『ファンタジーワールド ジュン』の2作品でした。『サイボーグ009』は有名なタイトルなのでもちろん知っていたのですが、展示されていた原画、複製原画には初めて見るエピソードもたくさんありました。
背景の描き込みが細かい最近のコミックと比べると、整理された線で省略された描き方の作品という印象を持っていたのですが、『雪の女は愛で死ぬ』という作品の原画を見たらその印象は一転してしまいました。驚愕の描写力と書き込み!長年、第一線を走られた方の実力かくの如しということでしょうか。


▲左は世田谷文学館で開催中の『萬画家・石ノ森章太郎』展チラシ
 右は昨年訪れた『石ノ森萬画館』のチラシと入場券


展示を見ながら、昨年家族で訪れた石巻の『石ノ森萬画館』と、隣接する東日本大震災からの石巻市の復興の軌跡を記録している『水辺の復興・みらい館』のことを思い出しました。
世田谷文学館の展示でも少しだけ復興までの道のりを見ることができますが、もしお時間があれば石巻市の『石ノ森萬画館』に行かれることをお勧めします。街中のキャラクター像を探すのも面白いですよ。近くの『いしのまき元気いちば』2階の食堂も美味しかったです。

世田谷文学館『萬画家・石ノ森章太郎』展は2019年6月30日まで開催中です。世田谷美術館と間違えやすいので、お気をつけください。
世田谷文学館へのアクセスなどはこちら → >世田谷文学館

【追記】
生誕80周年プロジェクトとして「石ノ森章太郎 ART TOY FES. in IKEBUKURO」が西武池袋本店にて5月22日(水)~2019年5月28日(火)に開催されるそうです!

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