3度目の告白を迷うマイさん。
現状でも告白は『ごめんなさい』だろう…と思う…と、つぶやく。
「他に好きな人見つけたら?」
「それは考えたことあるんです。むしろ実行もしました。アプリで出会って何度かデートもしたけど、つまらなかった。やっぱり私の気持ちは、全面的にハルキ君を見てるのよね。」
「また彼に、いい人が出来て…もしも、そのまま結婚ということになったらどうするの?」
「う…ん…。その時になってみないとわからないけど…。たぶん、それはそれで、冷静でいられると思う。ハルキ君が結婚したら…なんてシュミレーションは何度もしてるから」
「ハルキ君が結婚したら、マイさんも結婚する?」
「はい…たぶん。それなりの結婚はするかなぁ…」
「それなりの…か。それでいいの?」
「だって、ハルキ君はこの世に一人しかいないから、仕方ない」
「それなりの…で結婚したら、そのお相手がかわいそうね。」
「あ、でも、私、いい奥さんにはなりますよ!それとこれは別です。家庭が上手くいかないのは嫌なので」