18才になったばかりの夕美は、夏休みにアルバイトをする予定でいました。
彼女の家は、80才を越える祖父と、兄弟は、弟二人。
父親は職人をしていましたが、天気に左右されてしまうために、安定した収入とは言えず、母親は数年前から体を壊してパートの仕事を辞めています。
…なので、長い休みの時には必ずアルバイトをしていました。
毎年夏休みには、近くの蕎麦屋さんのバイトをしていました。
蕎麦屋の近所に何件かの工場もあり、夏はそうめんも出しているので、昼時はとても忙しい…。
なので、時給も良かった。彼女にとっては、理想的なバイトでした。