「幹太がさっきの休憩時間に、物置小屋に行ったの」
梨花が、仕事の合間を盗んで、夕美と徹弥の休憩場所に現れた。
「え?どういうこと?」
「私、止めたんだけど、戻って来ないの」
「え?!どういうこと?!」
「体調悪くなってそのまま帰ったのかな?と思ったんだけど」
「なんで休憩時間に物置小屋になんて…」
「一時間しかないからダメだよ!って言ったんだけど…もしかしたら、まだ物置小屋にいるのかも」
「え?だけど、幹太たちの休憩時間からだいぶ経ってるよ。」
「ごめん、ちょっと物置小屋を見てきてくれる?私、仕事途中だから…」
梨花は話しも途中で、仕事に戻って行った。