昭和の昔、夏のテレビの定番は、『オカルト番組』心霊写真や恐怖体験などを紹介して、おそらく視聴率も高かったんだろう…と、思います。
そして、昔から心霊スポットなるものは存在していましたから、夏の暑い夜を勇敢な若者たちが、深夜こぞって肝試しにおもむく人たちが結構多かったと思います。
私の知人、直樹さん(仮名)の若い頃の話しです。
「昨日、『恐怖の心霊スポット』観たか?」
「おぉ!観た観た!そして、凄かったなぁ!」
高校生一年生だった直樹は、例に漏れず、心霊番組が大好き。
心霊番組があった翌日は、怖いもの好きな仲間とその話しで持ちきり。
「今度、俺らも、心霊スポット行ってみようぜ!」
すでに友人の正人と一緒に、肝試しをしよう!と計画練っていました。