遊asobu☆による保育士向上委員会

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障害児入所施設のお仕事と魅力について

2016年09月11日 | 障害児入所施設のお仕...
障害児入所施設の仕事内容と魅力を紹介したいと思います☆




この仕事は障害のある子どもと生活そのものを共にする!ってことであって、、





子どもの居室やホール、中庭や体育館など施設全体の清掃や子どもの衣服の洗濯など生活の雑務すべて支援内容になるんですね





それが大変ってことであり、やりがいってことでもありで、、





私が居た施設は老朽化が半端なくて、、





雨漏りする、空調が止まるなど当たり前!でした





そういうメンテナンスや環境整備の仕事もあったり、、





あと事務的なものも多く、個人のケース記録や入所者、ショートステイ利用者の事務処理、日誌などもあります





私は事務処理が苦手で、、本当に苦労しました涙





子どもの直接的支援で言うと、、





私の場合は幼児、小学生の軽度、重度の障害のある子どものグループでしたが





学校のある日は、、、





朝時間通りに起こして着替えとトイレを済ませて、





朝食を食べる、、、かなり支援の必要な子どももいますので、食事にも時間に余裕を持たせて動きます ちなみに職員もささっと隙をみてね 食事の様子は書ききれないので端折りますね




歯磨きをして学校へ行く準備をします、、、必要な支援をしながら、お弁当、教科書、体操服、着替えなど子どもと一緒に用意して、、




学校や幼稚園へ出発、、、学校は支援学校が主でしたので、施設前で支援学校の送迎バスの到着を待ちます 幼稚園へは施設の車で送りました 体調が悪い場合は通院したり、学校へ連絡したりね 気持ちが乗らず、施設前に行くまでに一波乱ある日も、、




学校や幼稚園から帰ってきたら、、、お便りを確認したり、宿題、洗濯など家事を一緒にしたり、テレビを見たり、自由に過ごしたりいたします




夕食を食べる、、、一日の振り返りを子どもとしながら食事の支援をします




入浴、終身準備、、、食後は自由に過ごしたり、就寝準備、歯磨きの支援をします





入浴、、、それぞれに必要な支援をします 体を洗う、お風呂につからせるなど 水遊びが好きな子どもは延々入って出ようとしませんが笑




就寝、、、夜勤が支援します 寝ない子どもがいますので、添い寝したりその対応をします これがなかなか大変で、目がギラギラして声も出して本当に寝るのが難しいタイプの子どもがいます 就寝後もトイレに連れて行ったり、トイレの失敗があると着替えをしたりします 冬場の方が寝やすかったかなって思います




学校がある日はざっとこんな感じでしょうか?





何事もなく平和なら夜勤者でも寝る時間は4,5時間はあったかな?って





平和な日はあまりないですが、、





いろいろと事件が起きる!






この辺は長くなるのでこれも端折ります!





学校のない日は、、、





運動や読み書きなどそれぞれの課題に取り組んだり、中庭で遊んだり、一緒に散歩や買い物に出かけたり、設定遊びをしたり、テレビやビデオを見たり、と様々な過ごし方をそれぞれがしていました




私のグループは基本的生活習慣を正しく身に着けるってことが、主な支援内容でしたので、その場面が来たら子どもにあわせて出来ることを増やせるように支援するってことが中心になります







また、中高生になりますと、それぞれに応じて、独立自活に向けた支援をするというのも大切になってきます
 






施設での運動会や遠足、お泊り行事もあります♪ 





担当の先生がその準備や練習をしたりね♪






この仕事の魅力っていうと、、




生活を共にする!ってことに尽きます





長い期間継続的に支援できるので、子どもの成長を感じられますし、担当児童は我が子のような感覚になったり、、






この魅力が大変さってことでもあるのですが、、






あえて大変さを言っておくと、、






夜勤、宿直は寝られないことがあるのでね






泊まりについてはその施設ごとに方針がありますので、、






勤務形態や泊り勤務の部屋、夜間一人勤務なのかとか、何人をみることになるのかなどを確認しておくことが大切かも、、






あと障害のある子どもは不安であったり、不満であったりを言語化できないことも多く、、





暑かったり、寒かったり、うるさかったりで情緒が不安定になったりしますので、、





それを訴える方法として、手や足が出てしまったりする子どももいます





他の子どもに対しても、保育スタッフに対してもね、、





中高生になりますと、大人並の力もありますのでね、、





一緒に働いている女性の先生で、顔にあざをよく作ってしまっている先生もいたり、、





あとはトイレが自立していない子どももいますので、その支援であったりも大変といえば大変かな





また、発作など医療的ケアの必要な子どももいますので、服薬や医療的知識、理学療法や作業療法的知識なんかもそれなりには必要かなって、、






虐待など様々な原因で入所してくる子どももいて、そういう大変さ自体をやりがいがある!と感じられる人ならば、とてもいい仕事だと思いますよー!




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