障害のある人は居ない方がいい!というつぶやきに対して、
たくさんの人が共感をし、いいね!を押したりします。
多くの人が何か大切なことを教えてもらわず、大人になったように感じるのですが。。
もし、障害のある人が居なくなり、健常と言われる人のみになったとします。
でも、人は病気にもなりますし、事故にあったり怪我もします。
あと、老化によってほとんどの人が障害のある人になります。
生まれてきて後に、もし障害のある人になった場合、障害のある人が居ない方がいい!と考える人は、どうしたらいいとお考えなのでしょうか?
社会的コストだとどこかに閉じ込めておく?!
そんな非人道的なことは出来ないでしょう。
それに最終的には自分もそうなる可能性が高いですが、それはいいのかな。
後々誰もが障害のある人になると考えられるということは、障害のある人が住みよい社会は、全ての人にとって有益だということです。
私が考える、世の中に障害のある人が居ることのメリットは、
・後天的に障害のある状態になった人が、今までと変わらず自然に生きていける
・健常と言われる人でも、何かしら弱点を持っているもので、その弱点に対する支援がある(実行されるかは別ですが)
・相手に何かを伝えるのが難しい場合、周囲の健常者が気持ちを読むという機会になる 相手の気持ちを想像することを実践する機会になる →相手の気持ちを大切にする、思いやりを持てるようになる
・健常者ばかりの社会よりも穏やかな社会になっていると思われる(想像ですが笑)健常者ばかりだと、明確にハッキリと優劣が決まってしまい、もっとギスギスした人間関係になると思われる
まだ他にもあるかもしれません。あればコメントで頂けたらとても嬉しいです♪
私は支援者として、多くの喜びを障害のある子ども達から頂きました。
それは何かが出来るようになって嬉しいということもありますが、
自分らしく居られたらそれでいい!んだとか、
相手の気持ちを尊重する大切さとか、
人間らしい感情の素直な表出の大切さとか
何気ないことに幸せを見つけられるようになるとか、
精一杯すればそれでいい!結果や周囲との差は気にしないでいい!
とか他にもあるかもしれません。
障害のある人のそばにいると、普段得ることの出来ない、たくさんの事を与えてくれます。
障害のある人やそのご家族や親戚の方は、日々の生活が想像できないくらいの大変さがあるといわれています。
そのような障害のある人とそのご家族が、より住みよい社会を実現することが、
みんなにとって住みよい社会になるということだと思います。
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