フリースクールやすづか学園物語

新潟県にある不登校生の居場所「やすづか学園」での毎日がここに・・・。
すたっふ・ひろたが綴ります♪

アカハライモリ 放牧!

2017年07月24日 10時16分13秒 | Weblog
学園は夏休みに入りました
そして今回の話題は、うちの生徒なら分かりますね
この子
「アカハライモリ」です
(PCで文字入力すると人の名前っぽい・・・。「赤原 井守」)

さて、この子は7月2日に生徒が校舎周りの側溝清掃(別名:ドブさらい)を
しているときにゲットした生物です。
子どもらが「かわいい。飼いたい!」というので、「餌をしっかりやれるならいいよ」
ということで、飼いはじめたのですが、はじめこそ虫やカエル?を捕まえて与えていましたが
子どもたちはこの子の存在をすっかり忘れてしまっているので、
私、今日湿地に放しました。
「放牧!」



アカハライモリは、その名の通り
お腹が赤いのです。
ここに毒があるそうですよ・・・。
詳しくは、ネットでご検索ください・・・。

この子をかわいいと思うかどうかは、賛否両論あるところですが、
捕まえた生き物を飼いたい、育てたいと思い、しかし結局自然に戻すというパターンは
古今東西、今も昔も変わらないのではないでしょうか?
人間の身勝手な行動で迷惑を被る動物には、誠に申し訳ないですが、
実際に触れて、関わらないと分からないことがあると思うのです。
エライ人が言っていたとか、文献やTV、PCなどの情報を頭で理解していることも大切ですが、
実際に関わって感じたことが本当の知識になると思うのです。
だから、せっかく田舎にいるのでこんなときは生き物を飼育したいなと思うのです。

過去には「かなへび(かなちょろ)」「あおだいしょう(へび)」も飼ったことがあります・・・。


注)自然の生き物を本来こんなふうに人間の都合で飼うということは間違っているという考えもありますし、
地方自治体によっては、アカハライモリの希少性から、捕まえて飼うことを禁じているところもあるそうです。

 すたっふ まるた