フリースクールやすづか学園物語

新潟県にある不登校生の居場所「やすづか学園」での毎日がここに・・・。
すたっふ・ひろたが綴ります♪

旅立ちの日に

2007年03月23日 19時45分58秒 | Weblog
 今日はいよいよ寮閉鎖。みんなが家に帰る日です。
 「暑さ寒さも彼岸まで」との言葉通り、今日は見事な青空。そしてポカポカ陽気。旅立ちの日にふさわしい空模様となりました。
 みんなで最後の朝ごはんを食べたら、それぞれのタイミングで出発です。
 今回は、4月からこのまま継続して学園に残る子が3人、この3月で学園を去りもとの中学校へ戻る子が3人、それぞれの新たな旅立ちです。
 お迎えの車いっぱいに荷物を詰め込んで帰る子も、大きなバッグを背負って電車で帰る子も、誰もがみんないい顔をして学園の坂を下って行きました。名残惜しい気持ちをグッとこらえ、精一杯の笑顔と大きな声で、車やバスの姿が見えなくなるまでみんなで見送りました。「バイバーイ!またねー!」って。そう、今日が決して最後じゃない。だからばいばい、またね。またいつでもここに帰ってこよう。どこにいても、みんな同じ空の下でつながっているよ。
 一人ひとりの新しい毎日も、キラキラ輝くものでありますように・・・☆

青空♪

2007年03月21日 17時55分09秒 | Weblog
 降り続いていた雪が、今日久しぶりに止みました!
 すごくすごくキレイな青空が広がりました。気持ちいいです!
 今朝、登園する道の雪もキラキラ光っていて、朝から感激です☆
 ・・・がしかし!今日1日、学園のストーブの灯油が切れて日中全くストーブ無しの生活が強いられました・・・(>.<)
 でも、「今日でよかったよね」との声も。たしかに。昨日までの吹雪の日じゃなくて本当に良かった。(笑)
 早くストーブ解禁してほしいなぁ・・・。寒い寒い。

ハッピーバースデー☆

2007年03月21日 17時17分38秒 | Weblog
 今月も、毎月恒例の3月誕生会が行われました♪
 今月は生徒1人、スタッフ1人、合計二人の誕生会です。リクエストメニューは「たけのこ汁」「くしもち」そして「牛乳プリン」☆ほかにも茶碗蒸しに春の山菜・ウドの煮物・・・と、今年度最後の誕生会にふさわしく超豪華な品揃えでした!
 ギターの演奏に合わせみんなで「ハッピーバースデー」の歌を歌い、誕生日おめでとうの気持ちを込めてバースデーカードを手渡し、記念撮影☆「今年もいつもどおりでいきます」「いくつになっても誕生日って嬉しいですね」という本人たちの言葉に、一同が大きな大きな拍手でお祝いしてくれました(^o^)/
 二人ともおめでとう☆笑顔の絶えない毎日でありますように・・・☆

わら細工教室

2007年03月21日 17時01分11秒 | Weblog
 先日、二日かけて学園最後の行事「わら細工教室」が行われました。9月に稲刈りをした学園のわらを利用して、草履を作るのです。
 初めての挑戦の子がほとんどで、最初は作り方を教わっても「???」の状態。(笑)
 でも、講師の先生が本当に親切に教えてくださったので、だんだんみんなの手つきが変わってきました。もくもくと作業に集中する顔は真剣そのもの!
 そんな中、「昔の人ってエライよね~」「稲刈ったらそのままポイじゃなくてリサイクルだもんね」と、昔の人の「なるべく無駄を少なくする」知恵や生活の話に。そして、新潟・安塚の方言の話でも盛り上がっていました♪
 そして二日かけて、縄綯い(なわない)の作業に始まり、見事に編み上げたそれぞれのMY草履☆いびつでふぞろいなところも手作りっぽくて、また、履き心地もとても柔らかくて、「自然の素材」の良さを改めて実感しました。その日一日草履で過ごすのもなかなか気持ち良かったです(^.-)b-☆
 こういう経験も、そして自分で作った世界に一つだけの草履も、どちらも大事にしてほしいなぁと思います♪

雪ん子☆

2007年03月20日 19時43分24秒 | Weblog
 最近雪の話題が多いのですが、本当によく降るんです。
 今日は大きな大きなぼたん雪が降っていました。「わ~!」「すっげ~!」と、ベランダに出て思わず手を差し出し、みんなその大きなぼたん雪をふわっと受け止めていました。あとからあとから降ってくるこの雪、もう少し積もりそうです。
 
 学園のみんなは本当に雪が大好きです。寒さはそっちのけで本当に楽しんで雪遊びをします。学園の斜面を見下ろすと、今ではボーリング場のレーンのように何本ものそりのコースが出来ています。いろいろ斜面の角度を変えて果敢に挑戦したり、オリジナルのジャンプ台を作っては楽しんでいます♪
 でも、そんな楽しさだけではなく、そりをしてはいけない時と場合などもきちんと心得ていて、雪の怖さも知っています。また、毎朝の雪かき・雪ふみ当番も早朝からせっせとこなし、雪国ならではの生活や、文化も日々感じながら雪と触れ合う毎日です。そんな雪とのふれあいは学園でしか味わえないものばかりです。そんなみんなは本当に雪ん子だなぁとしみじみ思う、今日この頃です☆