だ、だ、大事件です…!!
一昨日の殺生石も国内大事件でしたが、
こちらはアゲハアパート大事件です…!!
大変ご無沙汰しております、アゲハアパート管理人のporukeです

(久々に蛹の写真が出て参りますので、苦手な方は回れ右でお願い致します)


今冬、3つの越冬蛹(2つクロアゲハ、1つナミアゲハ)がご滞在されていた訳ですが、本日確認したところ…
ナミアゲハの蛹が…
ないっっっっっっ?!

忽然と姿を消しておりました…
こちらが2021年9月29日の写真


小ぶりなナミアゲハの蛹です。
表面がザラザラしたところで蛹になった為、茶色になりました。
そしてこちらが昨日3月9日の写真…

少々角度は違いますが…いらっしゃいません…
背中の糸が途中で切れてしまって転落?
でも背中の糸も残っておらず、台座部分の糸ばかり。
勿論周囲にも蛹は見当たらず、右往左往。
毎日のように確認しているのに、その前日は生憎のお天気だった関係で、まさかの未確認という日のその翌日に発覚とは…!!
これは…
やられた…?(鳥)

とりあえず、糸の部分が見にくいのでマイクロレンズで拡大してみました。
背中の糸が出ていた部分…

流石マイクロレンズ、細い糸の1本1本がくっきりはっきり見えます。
(感心している場合ではありません)
写真中央少々上にある2つの横並びの白い山が、背中の糸を固定していた根元部分となります。
続いて少し下のお尻を引っ掛けていた部分…

写真中央少々下の白く糸が集まっているところが、蛹がお尻を引っ掛けて(掴んで)いたところです。
もう一度背中の糸が出ていた部分を横向きで…

…両方共、根元から引きちぎれている感じがしますね
そもそもアゲハの糸はしっかりしているので、
今回、何かしら外的な力が掛かったことは間違いなさそうです。
あぁ…
1シーズン前もナミアゲハの蛹、1つ忽然と姿を消しているのですよね…

共通して言えるのは、どちらも白いものの上で蛹になってしまったということ。
茶色になっても緑色になっても、どちらにしても目立ってしまいます。
まさかこのタイミングで…

いえ、少々暖かくなってきたからこそ、でしょうか…
折角なので、ご無事なクロアゲハさん達も現在のお姿をパシャリ。

相変わらず立派なお姿。
そして色合い…お見事。
元は白っぽい茶色の蛹でしたが、水が掛かったり、何かしら付着したのか見事周りの色に馴染んでおります。
白いものの上で蛹になるなら、この色くらいまで変化できると生存率が上がりそうですね。
因みに昨年はこんな感じでした。
(別アングル)

まだまだ初々しい(?)感じです。
最後のこちらは緑色と茶色が混ざったクロアゲハの蛹


レンズの焦点が背中に合ってしまって、若干頭がボケておりますが、こちらもお元気そうです。
普段、ナミアゲハだと緑と茶のいずれかの蛹になるので、2色混合の蛹は何だか新鮮です。
因みに昨年はこんな感じでした。

残念ながら、今回はクロアゲハさんしか蛹を目視確認出来ない状態になってしまいましたが、1シーズン前も、突然ひょこっとナミアゲハさんが羽化していて驚いたので、我が家の何処かでまだ越冬中の子がいるかもしれません。
そんなことを期待する今日この頃です。
クロアゲハさん達が無事に羽化できますように…!!


p.s.
いつも使用している画像編集アプリ、突然いつも使用しているフレームが消えてしまった(無料提供終了した?)為、今回から別フレーム使用です。