~Poruke's garden~

日々の出来事や、趣味について書き綴っているporukeの空間です。
もしよければ、又次回もお寄り下さいませ(^^)

春型ナミアゲハのその後

2022年05月25日 21時13分59秒 | アゲハチョウ
先日に引き続きアゲハアパート管理人のporukeです

その後の春型ナミアゲハについてです。



5月20日(金)
最高気温が27℃としっかり上がりました。
ナミアゲハさんの様子を見に行くと、いつものネットにいらっしゃいません。

付近を捜索すると、陰の方にじっとしているのを発見しました。

羽根もこの2日間で随分傷ついてしまいました。
一先ずポカリスエットタイム。
誘導すると、しっかり飲んでくれました。
最近は瓶の蓋に脱脂綿入れて、そこにポカリスエットを染み込ませるのですが、脱脂綿が蝶の足に引っ掛かってしまい、慌ててご本虫が暴れてしまうこともあったので、脱脂綿の上に何枚か花弁を載せておくようにしてから快適そうです。

ただ、最近は雨も多く、ポカリスエットの染み込んだ脱脂綿は直ぐに駄目になってしまうので、毎日交換しています。

誘導しなくても飲んでくれると良いのですが…



5月21日(土)
雨も相まって気温が20℃程度と下がっていました。
所用で一日見に行くことが出来ず、内心ソワソワ…


5月22日(日)
朝9時頃に様子を見に行ってみると…
地面に伏せた状態のナミアゲハさんが居ました。

あぁ、これは…と胃がきゅっとしました。

近付くと、まだ体に柔軟性はあるものの、やはり動いてはくれませんでした…
もしかしたらまだ生きていたかもしれませんが、恐らく殆んど旅立ってしまっている状態だったかと思います。

ご本虫にとっては有り難迷惑だったかもしれませんが、ポカリスエットで死に水を取らせて頂きました。

ちょっとでもまだ意識があって、美味しいと思って貰えれば嬉しいですし、例え既に旅立ってしまっていたとしても、次は苦労しませんように…という願いを込めて…

5月4日に羽化して18日目でした。
羽化後の寿命は2週間程度というところ、2週間半近くですので、ちょっと長かったのではないでしょうか?
(ただ、他blogさんで完全室内飼いで、とんでもない日数を過ごしたナミアゲハさんがいるので、保護していたらもっと長生きだったかもしれません)

この子は越冬組だったので、少なくとも8月末の生まれになります。
(因みに昨年、蛹化前の大脱走でナミアゲハは2匹行方不明になっていたので、そのうちの1匹のはず…)

よって、夏型であれば卵からの寿命は2ヶ月程度のところ、越冬もあり9ヶ月近く生きていたことになります。
自然て凄いなぁ…と感じずにはいられn(い今日この頃です。


その後、午前中に散歩に出掛けると、朝方は曇っていたのに嘘のような清々しい青空。

そして、元気に飛び回るモンシロチョウに、ナミアゲハとクロアゲハ等の色々な蝶達に出会いました。

しかも、

ナミアゲハ


あれ?これ夏型じゃ…?


一回り大きなナミアゲハが俊敏に、それでいて優雅に飛び去って行くのを目の当たりにして、命が繋がっているのだなぁと沁々…

今回の越冬組は大変残念でしたが、今年も又アゲハのシーズンをじっくり観察していきたいと思います。

今年は大事なレモンの木にハダニに加えアブラムシ達が来てしまい、連日格闘も続いております。
今まで居なかったのに…!



5月23日(月)
越冬組の埋葬をして、少々物思いに耽ってをおりました…ら、あれ?あれあれ?見慣れた黄色と茶色の…?

まさかの


まさかの…!!

クロアゲハの幼虫が3匹、

いえ、4匹…!

しかももう2齢…?!


介護(?)に集中しすぎていたのか、全く卵に気が付かなかったようで、自分でも驚きました
いつ頃親蝶さん来てくださっていたのでしょうか…

しかも例年、我が家にクロアゲハが来てくれるのは、夏の終わり頃が多く、越冬組しかいなかったので、まさかこんなに早く来てくれるとは驚きです…!!

しかもナミアゲハでさえ、6月後半からが多かったので、まさか5月中に来てくれるとは!!
驚きが隠せませんが、日々成長を楽しみにしたいと思います。



そんなこんなで、まさかのアゲハアパート、今年も無事開業です
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