【玄米酵素・ハイゲンキ正規販売ネットショップ】~栄養士の食育ブログ

栄養士がいる玄米酵素ハイゲンキ専門店。専門普及歴32年、全国優秀者受賞16回、栄養士が食育・正しい食を無料でサポート!

塩麹でなぜ食材にうま味!?~ブログNo263

2013年11月01日 16時57分49秒 | 日本型食生活(和食)のススメ

こんにちは!   玄米酵素・ハイゲンキ正規販売ネットショップ ヤハタ美研    栄養士 八幡です 

少しずつ木々が紅葉し始め、また気温も低くなってきて、すっかり秋らしい季節となりました
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期ですから、体調管理にも十分気をつけたいものですね

さてさて今回は・・・

一躍して人気の調味料となった塩麹。メディアでも塩麹の特集が組まれ、様々なレシピが登場しています!

なぜ、塩麹は食材をおいしくしてくれるのか、科学してみましょう

     

  秘密はまず、麹菌という微生物にあります。麹菌は、味噌やしょうゆを造る時きも使われる、日本人とは切っても
切れない存在のカビの一種です。

麹菌を米で繁殖させたものを米麹と呼びます。

この麹菌がでんぷんをブドウ糖に分解します。

でんぷんはブドウ糖に分解されると甘味が出ます。

同時にたんぱく質をアミノ酸に分解します。

アミノ酸はうま味のもとです。

麹菌が米で繁殖すると、甘味とうま味の両方が生み出されるのです 

 

 この米麹は塩を混ぜて熟成させ、とろみを出したのが塩麹です。米麹の甘味・うま味み塩味と、味がそろい踏み。

調味料以前に、塩麹そのものがおいしい存在なのです。

 塩麹そのものもおいしいですが、塩麹を使った料理もおいしくなります。なぜでしょうか

 

  それは、塩麹に含まれる酵素がカギになります。麹菌と塩を混ぜた時点で、麹菌は塩によって働きを失います。ですから、
麹菌の効果は期待できません。でも、塩麹は麹菌によって作られた複数の酵素が残っています

  この酵素が、食材のでんぷんやたんぱく質を分解して甘味やうま味を生むので、おいしくなるのです 

 特に、硬い肉を塩麹に漬けると、たんぱく質が分解されて軟らかくなり、うま味も出ます。お勧めの使い方です

味噌やしょうゆに使われる、昔ながらの麹菌と関係しているのが塩麹です。台所の新顔には、由緒正しい歴史があった
のですね

                          【北海道新聞 2012年9月21日 より】

  玄米酵素・ハイゲンキ正規販売ネットショップ ヤハタ美研   

                                   (有)ヤハタ美研 栄養士 八幡篤士央(トシオ)

 

◎余談◎新ホームページ作成中です→ http://genmaikouso.jp/