沖縄がアメリカから我が国に返還されたのは、1972年5月15日の事。そして、1973年以降に沖縄の在留米軍兵士が為した犯罪総件数は約7千件に上るとか。数字に組み入れられず、闇に葬られた事件も多く在ろう。と同時に、この約7千件が全て凶悪犯罪という訳では無く、軽犯罪も含めた数字というのも理解しておかなければならない。約35年間で約7千件の犯罪数というのが多いのか少ないのか、それは個々人の判断によって異なるだろう。
2月10日午後10時半頃、沖縄県北谷町で中学3年の少女(14歳)が、アメリカ海兵隊の二等軍曹で在るタイロン・ハドナット容疑者(38歳)によって強姦された。路上で同容疑者に「家迄送って上げる。」と言われ、大型バイクに乗ってしまった彼女。年端も行かぬ子供なら未だしも、それなりに判断能力が在るで在ろう中学3年の身で、ノコノコ付いて行ってしまった落ち度がゼロとは言えないが、強姦という卑劣な犯罪を為した同容疑者が絶対的に悪いのは言う迄も無い事。
在留米軍兵士による卑劣な犯罪は、定期的に発生している様に感じる。その度に日本政府からは「遺憾に思う。」、米軍側からは「再発防止に全力を上げる。」といった声明が出されるのが常。「米軍兵士は全員アメリカに帰れ!」といった安直な意見に同調する気は毛頭無いが、自国でこうも卑劣な犯罪が繰り返される事に激しい怒りを覚える。
破壊王子様が記されている様に、米軍兵士の質自体が下がって来ているという面は確かに在ろう。そしてこれは昔から言われている事だが、米軍兵士の中でも取り分け質の悪い連中が、“概して”日本に送り込まれていると。真偽の程は定かでは無いが、こうも定期的に卑劣な犯罪が繰り返されるというのは「“偶然”質の悪い兵士が混じっていた。」というのでは無く、「米軍組織に“根本的な”問題在り。」と考えるべきではないだろうか。
所謂「嫌米派」と称される著名人の中には、今回の事件によって「だから米軍は駄目なんだ。一刻も早く追い出せ!」といった声を上げている者も居る様だ。上記した様に、こういった意見に同調するつもりは無いが、逆に「親米派」と称される著名人の少なからずが、不気味な程に沈黙を守っている姿勢にも同調出来ない。
「南京大虐殺」を取り上げて、「虐殺数が数十万人なんて嘘だ!」とか「日本兵は南京で一人たりとも殺していない。」といった主張をする事が多い「嫌中派」。逆に白髪三千丈としか思えない虐殺数を並べ立てる事の多い「親中派」。どっちのスタンスも、自分には非常に不毛に思える。重要なのは「数字」では無く、自らの利益に捉われる事無く「実際に何が起こっていたのか?」を真摯に調べ、そしてその結果に向き合う事だろう。
又、「沖縄戦の集団自決に日本軍の関与“も”在った。」とする記述を検定時に教科書から削除された事で、昨年9月に「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が開催されたが、その参加者数を巡って「11万人も集まった。」、「実際は4万人強で、11万人は捏造された数字だ。」と揉めていた。数字を恣意的に増減させるのは許される事では無いが、o_sole_mio様も書かれている様に、これも重要なのは「数字」で無く、「最大級の集会を開かざるを得ない程、政府の姿勢に怒りを覚えた沖縄県民が少なくなかった。」という事実ではないか。
話を戻すが、著名人が嫌米派を名乗ろうが親米派を名乗ろうが、それは個人の自由。しかし、どういう立場を採ろうが、是々非々で主張出来ないので在れば、「外国人力士が問題を起こすと狂った様に非難するのに、日本人力士が同じ事をした場合にはダンマリを決め込む。」という“横綱審議委員会のおばちゃん”と何等変わらない。少なくとも著名人と称される人で在れば、自身のスタンスを死守せんが為に事実から目を逸らすというのは言語道断な筈。ダンマリを決め込んでいる親米派の著名人は、「日本を守る為、沖縄県民は不埒な米軍兵士の人身御供となっても仕方ない。」とでも思っているのではないか?
2月10日午後10時半頃、沖縄県北谷町で中学3年の少女(14歳)が、アメリカ海兵隊の二等軍曹で在るタイロン・ハドナット容疑者(38歳)によって強姦された。路上で同容疑者に「家迄送って上げる。」と言われ、大型バイクに乗ってしまった彼女。年端も行かぬ子供なら未だしも、それなりに判断能力が在るで在ろう中学3年の身で、ノコノコ付いて行ってしまった落ち度がゼロとは言えないが、強姦という卑劣な犯罪を為した同容疑者が絶対的に悪いのは言う迄も無い事。
在留米軍兵士による卑劣な犯罪は、定期的に発生している様に感じる。その度に日本政府からは「遺憾に思う。」、米軍側からは「再発防止に全力を上げる。」といった声明が出されるのが常。「米軍兵士は全員アメリカに帰れ!」といった安直な意見に同調する気は毛頭無いが、自国でこうも卑劣な犯罪が繰り返される事に激しい怒りを覚える。
破壊王子様が記されている様に、米軍兵士の質自体が下がって来ているという面は確かに在ろう。そしてこれは昔から言われている事だが、米軍兵士の中でも取り分け質の悪い連中が、“概して”日本に送り込まれていると。真偽の程は定かでは無いが、こうも定期的に卑劣な犯罪が繰り返されるというのは「“偶然”質の悪い兵士が混じっていた。」というのでは無く、「米軍組織に“根本的な”問題在り。」と考えるべきではないだろうか。
所謂「嫌米派」と称される著名人の中には、今回の事件によって「だから米軍は駄目なんだ。一刻も早く追い出せ!」といった声を上げている者も居る様だ。上記した様に、こういった意見に同調するつもりは無いが、逆に「親米派」と称される著名人の少なからずが、不気味な程に沈黙を守っている姿勢にも同調出来ない。
「南京大虐殺」を取り上げて、「虐殺数が数十万人なんて嘘だ!」とか「日本兵は南京で一人たりとも殺していない。」といった主張をする事が多い「嫌中派」。逆に白髪三千丈としか思えない虐殺数を並べ立てる事の多い「親中派」。どっちのスタンスも、自分には非常に不毛に思える。重要なのは「数字」では無く、自らの利益に捉われる事無く「実際に何が起こっていたのか?」を真摯に調べ、そしてその結果に向き合う事だろう。
又、「沖縄戦の集団自決に日本軍の関与“も”在った。」とする記述を検定時に教科書から削除された事で、昨年9月に「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が開催されたが、その参加者数を巡って「11万人も集まった。」、「実際は4万人強で、11万人は捏造された数字だ。」と揉めていた。数字を恣意的に増減させるのは許される事では無いが、o_sole_mio様も書かれている様に、これも重要なのは「数字」で無く、「最大級の集会を開かざるを得ない程、政府の姿勢に怒りを覚えた沖縄県民が少なくなかった。」という事実ではないか。
話を戻すが、著名人が嫌米派を名乗ろうが親米派を名乗ろうが、それは個人の自由。しかし、どういう立場を採ろうが、是々非々で主張出来ないので在れば、「外国人力士が問題を起こすと狂った様に非難するのに、日本人力士が同じ事をした場合にはダンマリを決め込む。」という“横綱審議委員会のおばちゃん”と何等変わらない。少なくとも著名人と称される人で在れば、自身のスタンスを死守せんが為に事実から目を逸らすというのは言語道断な筈。ダンマリを決め込んでいる親米派の著名人は、「日本を守る為、沖縄県民は不埒な米軍兵士の人身御供となっても仕方ない。」とでも思っているのではないか?
ままほったらかされた子供たちです。 彼らが父親を探しアメリカまで訪ねるドキュメンタリーを見ましたが、本国には別に家族がいて、涙を流しながらその家の前でたたずむ姿があまりにも気の毒でした。 こいつらは日本に何をしにやって来たのか? 観光客のレンタカーがたくさん走る国道の上を超低空で飛び交うF15とか、交通ルールを無視して走るハンビーとか、やりたい放題、もしかして、羽目をはずしに来ているのだろうか、そんなことをふと思いました。 子供の頃は、日本にどうしてアメリカの基地があるのだろうと不思議に思っていました。 そして、社会などで勉強していくうちに、きっとまた日本がアメリカにはむかってアメリカを攻撃しないように監視するために基地を置いているんだと子供なりの解釈をしていた時期があります。 もし、また、日本がアメリカを攻撃したら、在日米軍基地からすぐさま戦闘機が飛んできて国会とかをミサイル攻撃するんじゃないかと本気で思ってました。 それから沖縄の人たちはみな人質だと思っていました。 これらは全部祖父の影響でしたが。今でもあながち言えなくもないなと。
米軍兵(アメリカ人と言っても良いですが。)の中には“潜在的に”というのも含めれば、日本人を下に見ている人は少なからず居そうな気がします。まあこれは、アジア諸国の人々を小馬鹿にしている日本人も少なからず居る様に感じますから、米軍兵だけを非難は出来ませんが。フィリピンやタイには日本人男性によって“産み捨てられた”子供が、そこそこ居ると聞きます。父親の顔も知らない日本名が付けられた子供達。こういった現実は同じ日本人として腹立たしい限り。
米軍が在留する地域は勿論沖縄以外にも在りますが、一番“被害”を被っているのは沖縄の様に感じます。「うちは関係無いから。」と沖縄の被害を対岸の火事とダンマリを決め込むのは許し難い事。普段勇ましい事を主張している著名人ならば尚更、そういった態度に憤りを覚えます。
もちろん軍人であるからには一般人より高い規律が求められるのは当然だしこの事件は許されるものではありません。
しかし、メディアが伝えるような沖縄の人達が米軍に持つ感情が本当か?そこに僕は疑問があります。
僕が過去に出会った沖縄出身の女の子達。OLもナースもキャバ嬢もいましたが皆こちらが驚くほどアメリカ兵に好意的でした。妬けるくらい。ナースだったかな。彼女の友達にはアメリカ兵と結婚した女の子もいました。
何万人もいたらそれはオカシナ奴もいます。それは日本人も在日朝鮮の人達も同じ。
こういう悲劇が過去にもあったのは事実だけど反対にアメリカ兵と結婚して幸せになった女性もたくさんいます。
この事件に関してついていった少女に問題があるという人もいますが僕はこの意見に与しない。
ナンパに成功したにもかかわらず紳士的に振舞わなかった海兵隊員が悪い。
だけども、何故に少女が「おくってあげる」の言葉にホイホイついていったか?メディアが煽るように沖縄の人達、特に若い女性達がアメリカ兵を怖がってるなら。ついていく女性がいると思いますか?
普段からアメリカ兵達とのあいだに良好なコミュニケーションができているって証拠でしょう。
不運にも変なのにかかったのは可哀そうだけど
もちろんこの少女がどんなキャラか知らないけど携帯で助けを求めるなど分別もあるのがうかがえます。
この海兵隊員を擁護するつもりもないし軍法会議で厳罰にしたらいいし日本政府としても綱紀粛正を求めるへきです。しかし個人の犯罪を理由に沖縄の人達がアメリカに守ってもらうための人身御供になってるというのはいかがなものでしょうか?
実際にアメリカ兵と結婚して幸せな家庭を築いている人もいるわけですし。
日露戦争後に倉敷に連隊を置く計画が立ったとき、大原美術館の創設者である倉敷紡績社長の大原孫三郎さんはこれに猛反対し、倉敷から連隊を排除したそうで、むしろこのことが倉敷市を戦火から救ったと考えている人もいるようです。いずれにせよ大原孫三郎さんが間接的ですが倉敷を救ったと言えると私も思っています。
大原孫三郎さんが連隊設置に反対した理由は、倉敷紡績には多くの女工がおり風紀が乱れることを懸念したためと言われています。そういう意味では軍隊と風紀の懸念や事件との結びつきは昔からあったのだと思います。また私が住んでいた山口県にも岩国に海兵隊の基地があります。5月5日のフレンドリーデーで基地を訪れた感触では多くは善良な人たちだと思いますが、やはり海兵隊員の犯罪はしばしば報道されていました。また岩国出身の友人も岩国駅近くのマクドナルドで海兵隊員にインネンを付けられたと言っていました。不心得者の比率はわずかでしょうが、実数としては結構な人数になるのではないかと思います。防犯上マークしてしかるべきだと思います。
確かに報道にやや過剰反応的な側面が全くないとは言えませんが、沖縄において米軍兵への行動については厳しく見張る必要があると思います。
約35年間で約7千件の犯罪総件数。この数字をどう捉えるかによって、個々の判断は割れる所だと思うんです。個人的にはこの数字が突出して多いとは思っていないし、仰る様に「数」で言えば米軍兵による物よりも日本人や他の国籍の人達による犯罪総件数の方が多いとは思います。
でも考えなければならないのは、沖縄という土地が持つ歴史ではないかと。他の地域とは異なり、米軍との地上戦が繰り広げられた沖縄。彼の地に住む人達の“心の奥底”を、彼の地にずっと住んでいない人間、これは当然自分も含まれるのですが、が正確に把握するのは難しいと思うんです。アラメイン伯様が接して来られた方々は確かに米軍に対して悪い印象を持っていなかったかもしれませんが、それが絶対多数で在るとは言えないし、同様に「米軍に対して嫌悪感乃至は複雑な思いを持っている沖縄住民が絶対多数で在る。」とも非住民で在る自分としては“断言”は出来ない。一部だけ(これは「自らが接して来た人達だけ」という意味も、又、「マスメディアの情報だけ」という意味も両方含みますが。)の情報だけで非住民が「それが全て。」と断じるのはどうかという思いも在ります。
唯、一連の流れを見聞していると、沖縄県民の怒りというのがマスメディアによって作り上げられた“でっち上げ”とは到底思えず、やはり少なからずの憤りが在るのは間違いないのではないでしょうか。
自分がこの記事で一番言いたかったのは、「今回の件に限らず、それ迄特定の組織等への支持を声高に叫んでい乍ら、いざ問題が起こるとダンマリを決め込んでしまう所謂著名人達の存在。」なんです。これは右だろうが左だろうが、そんなのは無関係。是々非々で主張しないのでは、マスメディアを通じて大声で主張するのは妙だと思うし、ましてやそういった主張で飯を食っている人間で在れば、余計に是々非々で主張して貰いたいという思いが在ります。(アラメイン伯様の様にきちんと主張される方は高く評価していますが、それ迄声高に叫んでい乍ら今回ダンマリを決め込んでいる著名人というのは、やはり“潜在的に”というのも含め、「沖縄県民を人身御供に思っているのではないか?」と指摘されても止むを得ないと自分は思います。)
「20歳以上だったら『大人同士の行き違い』でチャラよってコトなの?」とプンプンのわたし。
おっとは「子どもが被害者だから大きく取り扱ってるけど、大人だったらここまでさわぎにならないんじゃないか?」と呟いてました。
大人だろうが子どもだろうがそういう下心で接しているというのは相手を文字通り下に見てるってコトだと思うのです。「納得と合意」のないまま自分が同じことされたらヤダなぁって・・・思うわけないか?海兵さんが・・。
「平和を守る」て口で言うのは簡単なんですが・・・。重たいです。
先だって投開票された山口県岩国市の出直し市長選挙は、「在日米軍の再編に伴う厚木基地から岩国基地への空母艦載機部隊移転の是非」が争点で、結果的に移転容認派の候補が移転反対派の候補を破りましたね。2006年3月に行われた住民投票では移転反対が87%にも上っていたのが、今回は移転賛成が上回った訳です。唯、移転容認派の候補が勝利したとはいえ、非常に僅差での勝利でした。「基地移転は嫌だ。」と思う一方で、市庁舎建設補助金35億円を国からカットされる等、財政面で追い込まれた市民達の苦渋の選択だった様に感じます。
マヌケ様も書かれている様に、本質的な部分は当事者じゃないと判らないと自分も思います。その当事者ですら老若男女によって判断が異なると思うし、沖縄の問題も一部の情報だけで判断してしまうのは、おこがましい事だと自戒を込めてそう思います。
このような事件が起きるたびに
さまざまな議論が沸き起こります。
いろいろ言われる沖縄ですが、
正直言えば、
うんざりです。
ぼく達は、
一生懸命生きているだけなんです。
ただそれだけ。
生まれた場所、
育った場所、
今いる場所が
沖縄だったということだけ。
それだけなんです。
沖縄で起こった事件に関しては様々な意見が出るものですが、私見で言えば沖縄の地に身を置いておられる人々の意見が最優先させるべきで、自分を含めた“非”沖縄県民は「ああだこうだ。」と与えられた情報を基にして言うにしても、それ等はあくまでも部外者の意見に過ぎない。ですから沖縄県民のoumo様が「もうウンザリ。」と思われているというのも、貴重な御意見として心に留めたいと思います。