昨夜行われた対スワローズ戦に「10対0」と勝利した事で、カープは3年連続、通算で9度目のセ・リーグ優勝を果たした。本拠地での優勝決定は、27年振りの事とか。自分はジャイアンツ・ファンだけれど、「『資金面で決して恵まれていないのに、知恵と努力でチームを、何とか強くし様としている。』という理由から、ジャイアンツの次に好きなチームがカープ。」というのは、過去に何度か書いた。カープの選手達、優勝おめでとう!
2年前の記事「カープ、カープ、カープ、広島、広島カープ♪」の中で、「12球団では、最もリーグ優勝から遠ざかっているチームがカープ。」と書いたけれど、其のカープが3連覇を達成したのだから隔世の感が在る。「1998年から2012年迄の15年間は、ずっとBクラスが“指定席”だった。」のだから。
カープが創設されたのは、今から68年前の1950年。日本プロ野球は此の年から“セ・リーグ”と“パ・リーグ”の2リーグ制となり、セ・リーグのチーム数は8球団だった。(6球団となったのは、1953年から。)1950年から“10年刻み”(2010年以降は、今年迄の9年。)で、優勝回数を記してみる。
*********************************
「“10年刻み”でのカープの優勝回数」
1950年代:0回
1960年代:0回
1970年代:2回
1980年代:3回
1990年代:1回
2000年代:0回
2010年代:3回
*********************************
2010年代は1980年代と同じく「3回」となった訳だが、来年4連覇となれば、最高記録の「4回」に。
ジャイアンツの次に好きなカープが3連覇達成した事は嬉しいけれど、優勝争いという点では、面白さに欠けたシーズンだったと思う。パ・リーグではライオンズが、そしてセ・リーグではカープが、其れ其れ優勝争いでは独走状態だったので、他チームのファンのみならず、ライオンズやカープのファンでも、物足りな無さを感じた人は結構居そう。
何のチームが優勝するにせよ、最後の最後迄、激しい優勝争いを繰り広げて貰いたい。