9年前の記事「今でも売られている“懐かしの玩具”」の中で紹介した様に、「自分が子供の頃に大流行し、今でも販売されている玩具。」という物が在ったりする。「時代を超えても、子供達に魅力を感じさせる何かが存在している。」という事なのだろうが、今も販売されているかどうかは別にして、「何で流行ったのか、全く理解出来ない玩具。」というのが、中には在る。年齢を重ねてからそう感じる物も在れば、流行していた当時からそう感じていた物も。
ルービックキューブやオセロ、“ファミコン”等は、「流行るべくして流行った。」という感じがする。自分も、夢中になって遊んだし。
【ルービックキューブ】
【オセロ】
【ファミコン】
地球ゴマやスリンキー、バンバンボール、アメリカンクラッカー、ラッセル・ヨーヨー辺りも、何とか理解出来る。其れなりに、夢中になって遊んだから。
【地球ゴマ】
【スリンキー】
【バンバンボール】
【アメリカンクラッカー】
【ラッセル・ヨーヨー】
で、「何で流行ったのか、全く理解出来ない玩具。」に付いてだが、此れは枚挙に遑が無い。個人的に“1番”を挙げるならば「キャベツ畑人形」だ。
【キャベツ畑人形】
「1982年、アメリカの玩具メーカー『コレコ』から発売された『キャベツ畑人形』は、プラスチック製の頭部を持つ布製人形。」だ。「一体毎に出生証明書と名前が用意され、表情や髪の色等の組み合わせにより、1つとして同じ顔の人形が無い。」という希少性も在って、アメリカで大人気となり、世界中に広がって行った。
「世界で大ヒットしているキャベツ畑人形が、日本でも販売される。」というのは当時大きく報じられたけれど、申し訳無いが自分は「可愛く無いなあ。否、寧ろ不気味。」と感じたし、そういう意見を述べる人が周りにも多かった様に思う。世界では大流行したのかも知れないが、日本では流行る事無く、消えて行った記憶が在る。今以て、何で世界で大流行したのか謎だ。
「キャベツ畑人形」、写真を見て、これうちにもあったなあと思い出しました。子供が小さい頃、よくこれで遊んでましたので。多分親類が子供にとプレゼントしてくれたのでしょう。結構大事にしてましたよ。名前がキャベツ畑人形とは、初めて知りました。
「何で流行ったのか全く理解出来ない玩具」、私は「たまごっち」を思い浮かべました。1996年、バンダイから発売され、当時社会現象になるほどの大ブームを巻き起こしました。ところが2年くらいで一気にブームが沈静化、バンダイは不良在庫の山を抱え、60億円もの特別損失を計上して会社は赤字に転落したそうです。今から考えると、液晶のドットは粗いしモノクロだし、何でブームになったのか分かりませんね。
その後もカラー化したりドットを細かくしたり、何度かリニューアルされて今でも売られてはいるようですが、マスコミ含め全然話題になってませんね。
ブームになって、下火になった玩具はたくさんありますが、たまごっちほど大ブームになって、今ではほとんど忘れられている玩具はないんじゃないでしょうか。
丁重な御挨拶、誠に痛み入ります。此方こそ、今年も宜しく御願い致します。
Kei様の御自宅には、キャベツ畑人形が在ったのですね。御子様が良く遊ばれていたとの事で、自分(giants-55)と同世代の女子で言えば、御子様にとってはリカちゃん人形の様な存在だったのでしょうね。
たまごっち‥流行りましたねえ。自分の周りでも夢中になって遊んでいる人(子供のみならず大人も)は結構居りましたが、自分は持っていませんでした。「餌を上げられなくて、死んでしまった・・・。」と落ち込んでいる姿には一寸引く物が在りましたけれど
と言うのも、たまごっちは「育成型の玩具」で在り、自B分も「育成型の競馬ゲーム」には嵌ったし、大好きな「ドラゴンクエスト・シリーズ」も、或る意味「育成型ゲーム」だからです。「自分なりに育て、自分なりのキャラクターが出来上がる。」という“オリジナリティー”に、魅力を感じる人が、たまごっちに嵌ったのかも知れませんね。
そう考えると、キャベツ畑人形も“唯一無二的な存在”ですから、そういう意味で(少なくとも海外では)流行ったのかも。