銀幕大帝α

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サルベージ・マイス

2012年06月29日 23時16分30秒 | 邦画アクション
11年/日本/82分/アクション/劇場公開(2012/03/24)
-監督-
田崎竜太
-アクション監督-
西冬彦
-プロデューサー-
西冬彦

-出演-
*谷村美月…有栖川真唯
過去出演作:『阪急電車 片道15分の奇跡』
*長野じゅりあ…宇佐木美緒
*佐藤祐基…マリク
過去出演作:『少年メリケンサック』
*長田成哉…竹丸誠吾
*宍戸開…迫谷銀次朗
過去出演作:『あずみ2 Death or Love』
<ストーリー>
義理と人情の街・広島で、奪われた宝を盗み出し本来の持ち主に返し続ける真唯。だが長年の相棒・マリクの裏切りに遭い、「怪盗マイス」として指名手配されてしまう。

正義、盗らせていただきます。

<感想>

何処となく『ハイキック・ガール!』もしくは『KG カラテガール』路線。
それもそのはず。
西冬彦さんがこちらでもきっちり絡んでた。
なので、谷村美月主役

と見せ掛けておいて、実は

長野じゅりあが主役だったという罠。
(ツインテール可愛い
西さんお得意の

「アクションが出来る新人女優発掘しました!大作戦」

であります。
案の定、安撮り早撮りの話自体は大して面白くも無いB級映画。
ではありますが、新人・長野じゅりあが中々良い。
なんでもこの娘、ガチで糸東流 空手道初段だそうでして。
だからか。
アクションシーンになるとやたらと型がキマっていて格好良くなる。

‘滅茶苦茶見栄えが良い’

そんな動き、姿勢、構えをバンバン見せてくれる。

台詞を喋らせるとド下手だが、空手アクションは超上手い。
このギャップさに萌え。
更にコスプレ萌え。
飛び抜けた程の美少女でもなく、どっちかというと地味な顔だし(私は途中から‘あれ?ちょっと可愛いかも’と思ってきた。ラストのツインテールで撃沈)、ただ空手が出来るだけの普通の女の子だけれども、なんか放っておけない、アクション女優としての原石みたいなものは感じる。

鍛え方次第では日本アクション界を担えるミューズになるかもしれんぞ。
いや、ほんと。
上手く成長させたらさ、同じ空手女優で琉球少林流空手道月心会 黒帯の武田梨奈との対決なんてのも映画として観てみたいよね。


VS



面白そうじゃない?
西冬彦さん、貴方なら出来るでしょうよ。
発掘者なんだから。

あ、監督はプラッチャヤー・ピンゲーオな!!

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評価:★★★
12/06/29DVD鑑賞
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friends もののけ島のナキ

2012年06月29日 00時30分55秒 | アニメ(国内)
11年/日本/87分/ファミリー/劇場公開(2011/12/17)
-監督-
山崎貴
過去監督作:『BALLAD 名もなき恋のうた』
八木竜一
-原案-
浜田廣介『泣いた赤おに』
-脚本-
山崎貴
-主題歌-
MISIA『Smile』

-声の出演-
*香取慎吾…ナキ
*山寺宏一…グンジョー
*阿部サダヲ…ゴーヤン
*YOU…ミッケ
*加藤清史郎…コナキ
*FROGMAN…我助/吉兵衛/兵馬
*新堂結菜…コタケ
<ストーリー>
雲に隠された海の先には、もののけが住むと恐れられ、近付くことさえ禁じられた不気味な島があった。ある日、その島に人間の赤ん坊・コタケが迷い込み…。

どこまでも、
きみのともだち

霧に隠された海の向こうには、
不思議なもののけの棲む島があった――。


<感想>

いかんいかん・・・いか~ん(涙目
溢れる涙を抑える事が出来ません。。。

これ大傑作だろ。
悪い箇所が一つも見当たらないんだが。

香取慎吾上手いやん意外と。
良く良く聴くと両津勘吉声を少しアレンジしただけなんやけどね。
けど全然違和感は無い。
むしろ‘よくできました’と褒めてあげたいくらい。

コタケは

可愛い。
殆ど台詞は無いけれど、たまに発する言葉全てに温かみがある。
だからその都度胸がじんっと熱くなり目頭は湿っていた。
‘泣くもんかっ’と我慢の限界に挑戦したけれど、こうも立て続けにウルってしまうシーンがあると流石にそれも無理。
ナキが村人たちを庇う辺りからボロボロ泣いてたよわたしは。

もののけのナキと人間のコタケによる種族を超えた友情の話しかと思ってた。
しかし実はナキとグンジョー、赤鬼青鬼の揺ぎ無い友情物語だった。
どスライクじゃなく変化球で攻めてきた物語がまた良いじゃない。
思わぬ展開に感動も倍増です。

あ、そうだ。
“思わぬ”で思いだしたけれど、思わぬお笑い要員がこの作品にはいる。
こいつだ。

阿部サダヲ、Goodjob!
あんたも「声」で良い仕事してくれましたよ。
いや~参った。
こいつはこいつで違う意味で涙出させるし。
酷過ぎるほど不運過ぎて大爆笑ww
笑い涙も気持ちが良いものですな~。
ご~や~ん。

画のタッチ、ストーリー、演出、声優。
完璧じゃないですかね。
最後にもう一回書いておこ。

これ大傑作だろ!

(山崎貴監督ってばまたしてもタイトルの最初は英字なんですね。
ポリシーなのかなぁ?)

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評価:★★★★★
12/06/28DVD鑑賞(新作)
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