銀幕大帝α

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カラスの親指

2013年06月03日 22時30分15秒 | 邦画サスペンス
2012年
日本
160分
サスペンス/ミステリー/コメディ
劇場公開(2012/11/23)



監督:伊藤匡史
原作:道尾秀介『カラスの親指 by rule of CROW's thumb』
脚本:伊藤匡史
出演:
阿部寛武沢竹夫
村上ショージ入川鉄巳
石原さとみ河合やひろ
能年玲奈河合まひろ
小柳友石屋貫太郎
古坂大魔王ノガミ
ベンガル 質屋の店主
ユースケ・サンタマリア競馬場の客
戸次重幸豚々亭のマスター
なだぎ武馬々亭の店員
上田耕一ヒグチの手下
鶴見辰吾ヒグチ

<ストーリー>
悲しい過去を背負いサギ師になったタケと、成り行きでコンビを組むことになった新米サギ師・テツの下に、ひょんなことから美人姉妹とひとりのノッポが転がり込んで来る。

5人のサギ師(カラス)が
挑んだ大勝負!!

驚きと感動の
爽快エンタテインメント!


-感想-

じぇじぇ?

これって160分もあったんかいな!?

わたし、普段はDVD鑑賞している時はチラチラとレコーダーの液晶に出るタイムコードをついつい見てしまう癖があるんだけど、今回は全く視線を移さなかったなぁ。
むしろTV画面の方にすっげぇ集中してた。
ていうのも「騙される」という謳い文句が観る前から頭にあったので

ぜってぇ騙されてやんねっ!

と気合入れて観ていたからやと思うんだ。
加え、私的には伏線張りまくりのストーリーがかなり面白かった!!

こういう映画はこれから観る人の為にネタバレはしちゃいけないと思うんで、余り詳しく書かないでおこう。

兎に角、一段落ついた後のラスト20分間は良い感じのどんでん返しになってます。

どんでん返しにも色々とあって、「ほえ!?」とか「うはっ!」とかさ、作品によっては驚愕必至なものもあるけれど、本作のは「ほほぅ」てな心温まる感動的なもので、詐欺師が詐欺師に上手く騙されるユニークさと、それプラスほっこり感が上手く重なっていて中々の“してやられた”気分が味合わされましたね~。

愛娘が殺されたり、子猫があんな事になったり、家に火をつけられたりと中盤辺りまでは結構暗い展開なんで、これをどう爽快(痛快)にオチとして決めてくるんだろうって、できれば明るく締めてくれたら良いなぁと、そちらに期待してたんだけど、結果を観てみると

その多くの負の描写がある人物の

騙し

だった訳で、そこには全く注目していなかった私からすれば一杯食わされたと言いますでしょうか。

めっちゃエエ話やん!

って、展開に騙された事以上に心地好い家族の温かみを心の中心に植え付けられちゃったのでした。

とある事情で一軒家に暮らす事となる赤の他人同士の5人それぞれのキャラにも好感が持てて、よくある特定の人物に嫌な思いをさせられるってのがこの作品では無いに等しいってのが良いよね。
本編そのものも一つ一つの展開に喜怒哀楽が長けていて、一本のミステリー作品としては十分見応えがありました。

今作のペットにしたい子猫図鑑

トサカ
なにこの可愛さ。
マジ飼いたい。

今作の恋人にしたい美女図鑑

能年!能年!能年!!
あぁ激しく抱きしめたい。

しかぁし!あくまでも私の愛しの嫁はさとみちゃんでっす!!
ショートヘアも似合うけど、超絶おバカな女の役もお似合いっす。
あぁ激しく抱きしめられたい。。。

この2人が姉妹役だなんて、俺得過ぎる。

評価:★★★★
13/06/02DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-05-29
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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コメント (10)
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